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人造のアーダム  作者: 猫一世
カスアリウス
16/47

カスアリウス 最終節

「さあ、観念しろ。イルルヤンカシュ」

 階段を昇り、白衣の男に詰めよる私とエミー。既に趨勢は決した。あとはこの男を捕らえ、本部大会所(グランドロッジ)に送り届けるだけだった。

 しかしこの土壇場に来て、彼の男は今まで以上に残忍な笑みを浮かべていた。

「何がおかしい。もはや貴様らに弄する策はない」

「ああ、そうさ。もう私にすることはない。だが君は勘違いしている。私はもう手がないのではない。もう手は既に打ってあるのだよ」

 なにを、と言いかけるその時、モートレントから緊急の通信が届く。

「どうした」

『大変だ。アレンの様子がおかしい』

 モートレントの報告を尻目に、ニタニタと笑い続ける白衣の男。

「ああ、発症したね」

「発症……?なんのことよ!」

 声を荒げ、胸ぐらを掴むエミー。だがそれでも男のあざ笑いは止まらない。

「アレン君にはね、あるカプセルを飲ませていたのだよ。大体今から三十分ほど前、君が我々の車両に乗り込んだ頃だよ。そのカプセルは胃液によって三十分、じっくりと時間をかけて溶解し、中に込められた毒を放つという仕組みになっていたのさ」

「どっ、毒ですって!?」

 私の恐れと怒りとは裏腹に、ますます愉快気に笑みを零す男。

「その毒は私が開発した特性の新ウィルスでね。このウィルスは一度発症すれば、二時間後には必ず死に至る。加えてこれの抗体の精製法を知るのは私のみ」

 なるほど、そもそも今回の取引は始めから、エミーにとって従うしかない取引だったという訳だ。アレンの人質は言うなれば一つ目の脅迫要素。しかしこれにはアレンがアラドカルガの手によって奪還される可能性を考えれば確実ではない。だからこそ二つ目、それこそがウィルスの存在。取引の開始とともに服薬されたということは、こうなる事態さえも想定済みだったわけだ。

「だが、まだチャンスはある。お前しか抗体を作れないということは、この基地の中にそれがあるということだろう。今から作ってるようじゃ取引は成り立たない」

「ご明察。その通りだ。抗体はこの世に二つ。一つは私が持っている。そしてもう一つはこの国のある空港に待機しているイルルヤンカシュの小型航空機に搭載されている」

「ならお前からその抗体を奪い、飛行機を急いで出発させれば、ギリギリになるかもしれないが間に合う可能性は十分にある」

 私はこの施設内をハッキングし、抗体の場所を突き止める。それほど困難な仕事ではなかった。それをエミーに教え、取りに行かせる。しかしこのままでは作戦が頓挫するかもしれないというのに、白衣の男は未だに笑みを止めていなかった。無事エミーは抗体を入手し、私は空港に待機していたアラドカルガに指示を出そうとした。しかし

「な、なんだこれ。どうして誰も反応しない」

 返ってきたのはノイズのみ。白衣の男はそれを見るや、大きく口を開けて哄笑する。

「もうあの空港は使えないよ。今頃滑走路は火の海だ」

 ヒヒヒと下品な笑い声が木霊し続ける。

「さあ!選べ!エミー・ブラック!!もし貴様が我々の手中に落ちるというのであれば!私が待機させている航空機を出立させ、アレンを救ってやろう!!そしてぇ!!聞いているんだろうもう一人のアラドカルガ!!貴様は一時間以内に東に二百キロ移動しろ!!貴様がその行動を終えたのを確認次第、飛行機を出発させる」

 もはや二つに一つ。アレンを救うか、エミーを救うか。少なくとも今の我々に思いつく手段は他にない。刻々と迫るタイムリミットが、私の判断を余計に鈍らせる。

「いや、まだあるよ」

 口を開いたのはエミー。彼女の眼にはまだ希望の灯が宿っていた。

「はぁ?何を言いだすかと思えば。サーソーからランズエンドまでは直線距離にしても千二百キロ、仮に双方のバイクが平均時速三百キロで疾走し続けることができたとしても間に合う可能性は限りなくゼロ!!」

 感情に任せ弁を紡ぐ白衣の男とは対照的に、エミーの言葉は至極冷静なものであった。

「うん、だから私が走るよ」

「くっくっく……、聞いていなかったのかお嬢ちゃん、距離は千二百キロ以上あるんだ!!君の最高速度は恐らく三百キロ程度……」

「悪いね、私メートル法換算は慣れてないんだけど、つまり大体七百マイルでしょ。なら十分間に合う。だって私のトップスピードなら、一分で大体六マイルくらい走れるもの」

 唖然とする私と白衣の男。分速六マイル、つまり時速にして五百キロを超える速度で走れるのは、流石の彼でも予想の遥か上であった。

「ば、ばかな。そんな、今までの君のデータでは確かに……」

「残念だけど、私が本気を出したのは一回だけ。マフィア相手に戦ってた時は、最大でもジョギング程度しか出してないよ」

 狼狽する男、しかしそれにも一つ問題がある。

「エミー、君が走るということはつまり」

「うん、ごめんね。貴方に迷惑をかけることになる」

 衆目に彼女の姿を晒してしまうということ。メレトネテルの存在を露見すること。それは本来、私たちアラドカルガの絶対的な掟で禁止されていること。

「そうだ!そんな暴挙、アラドカルガが許すわけがない!!」

 ああそうだ、そんなこと許すアラドカルガはきっといない。

 私を除いては。

「許可する。時間が惜しい。早速作戦に移ろう」

「馬鹿な!!貴様、命が惜しくないのか!?消されても文句は言えないぞ!!」

 立ち去ろうとする我々の背を呼び止める白衣の男の怒声。

「勘違いするな。職務は全うする。彼女がこの世界に露見することはないよ」

 その後も男の怒声は止まることはなかったが、それら全てを無視して、施設を後にした。




「エミー、これを装着したまえ」

 手渡されたのは水中ゴーグルのような機材。

「これは?」

「それを使って君とモートレントの最短距離を計算して、君をガイドする。カーナビゲーションと思ってくれればいい。それほど重量はないから、君の走りの邪魔にはならない筈だし、何なら君の眼の保護にもなるだろう」

 確かにそれは軽く、ほとんど装着感はない。それにゴーグル部分は内部からのみ可視化されるようになっており、ちょうどゴーグルが私の素顔を隠す役割も果たせそうだった。

「モートレントにも同様の指示は既に出してある。彼のバイクは三百キロ以上でるが、後ろにアレンを乗せている以上、無理な運転は出来ない。それに彼の運転技術は確かなものだが、彼でも安全運転を心がけながら出せる速度はせいぜい百五十キロ。つまり」

「残り九百キロを私が走ればいいのね。了解、任せて」

 クラウチングスタートの姿勢をとり、出発の合図を待つ。初速からトップスピードにするために、この姿勢をとる必要はないし、これといってスピードが上がることはない。ただ心にスイッチを入れるためのものだ。間もなくゴーグルの視界上に赤い線が引かれる。

「赤い線が見えるな?それが君の走行経路だ。それに従って走れば最短距離だ」

「了解、ちゃんとついてきてよ、リューベック」

「誰に言ってる。君が時速千マイルで走っても余裕で着いて行ってやる」

 足に力を籠め、精神を落ち着かせる。雑念は捨てろ。この後私のこの軽率な行動がどんな結果を及ぼすかなんて考えるな。今はただ、弟のアレンのことだけを思え。

 究極まで心を振り絞ると、頭の中でどこからともなくスタートの合図が鳴り響く。強く左足を大地に突き刺し、第一歩を踏み出した。

 赤い線だけをただひたすら見つめ続け、体を動かす。耳からは轟轟という風の音が聞こえる。それは私が走ることで発生した空気の流れである。いつもの感覚だ。だがまだダメだ。まだエンジンに火がかかりきっていない。必死に足を動かすが、どこか空回りしている。まるで夢の中のような感覚。本気を出したいのに、本気が出ない。

 こんな時に何かが抜け落ちているようだった。いや違う。思い出せ、走るときに重要なのは足を動かすことではない。体全体を動かすんだ。足は所詮走るために必要な車輪でしかない。足を動かすためには腕を振れ。腕を振るために全身のバネを跳ねあがらせろ。

 体の内からエネルギーを生み出そうと、血肉が燃え上がるのを感じる。全身がただ走るためだけの装置へと変わっていく。

 赤い線をただひたすらに追い続ける。時に線は平面の道路だけでなく、目の前の行き止まりを回避するために、壁の上を示していたり、屋根の上を飛び越えたりしていた。しかしそうした指示にも難なく答える。リューベックは本当に私をただひたすら真っすぐ走らせるつもりらしい。

「いいよ、やってやろうじゃない」

 彼が容赦なく叩きつけてくる挑戦に火が入り、私もそれを全て完璧に遂行してみせる。彼のことは信じている。今の私は何も考える必要はない。代わりに彼が全てを考えてくれているのだから。言うなれば私が車で、彼が運転手だ。しかし驚嘆すべきは彼の思考速度だ。一秒に〇・一マイルも動く私という車両を、完璧なまでに操作できるとは。

 ほぼ最高速度を保ったまま走り続けること三十分、足からは疲労の音が聞こえ始めた。流石に最高速度で十分以上走るということが初めてであり、相当体に負担は強いていることだろう。ふと先日の、走り続けた結果、丸一日寝込んだことが脳裏によぎる。

 もしこのまま一時間以上走り続けることができたとして、私の身が無事で済むとは思えない。あの時は全力でさえなかったのに、二時間走っただけで空腹のあまり倒れ込んだのだ。たったそれだけで体中のエネルギーを振り絞ってしまった。

 では、この疾走の対価で、私は一体何を失うのだろうか。

 いや、今は考えるべきではない。弟を救うのだろう、エミー・ブラック。

 お前にできるのはせいぜい走ることだけだ。

 いらない、いらない。命など惜しむな。

 お前はこのために生まれたのだ。ただひたすらに人を救うために。

 それを拒むな、恐れるな。それこそが両親への報いなのだ。存在することさえできなかっただろう私を、この世に生み出してくれたこと。その感謝を今、全て返すのだ。

 

 さらに三十分過ぎた。

 軋み始めたのは足だけでなく、腕、背中、肩、腰と、体全身にどんどん悲鳴が伝播していった。だがエンジンだけは未だ完璧に全身に煮えたぎる血を送り続けている。さっきまで聞こえていたはずの暴風は、すっかり耳に届かなくなっていた。ただ早く走るためだけに使われていた脳が、今は不要と聴覚を遮断したかのようであった。しかしそれは私に功を奏した。肉体は確かにどんどん劣化するばかりだが、ただ集中力は以前よりもはるかに増していた。

 

 再び三十分の時が過ぎる。

 次に失ったのは、視界の色。もはや今私に見えているのは灰色の世界。しかしそんなモノクロの宇宙に、一筋の赤い星が見える。私を案内するように走り続けるその星は、唯一私が見ることのできた光だった。現実のものではない、虚構のはずの星は、今にも凍り付きそうな私の体に、確かに熱を与え続けてくれていた。


 ゴーグルに映し出されたあと十分という表示。これは二時間までのタイムリミットではなく、今のペースで走り切れば十分で合流地点に到着できるという合図。実際の時間の猶予はまだ二十分ほどある。

 しかし余裕はなかった。私の体はあろうことか呼吸を拒み始めていた。いや、恐らく呼吸はできているのだ。ただ、今の私には一秒すらも那由他の彼方であり、呼吸ができていないという焦燥に駆られている。酸素が遅く、なかなか肺に届かない。

 一度足を止め、呼吸を整えるか?

 いやそれはできない。確証はないが、それをしてしまったら私の体はもう二度と動かないような気がしたからだ。おそらくその直感は正しい。もう私の肉体は限界を超え始めている。

 視界が霞む。私に力を与えてくれていたはずの光でさえも、既に色が失われつつあった。

(お願い、消えないで)

 今や私の希望の一つでさえあった赤い星は、まるで私の命の灯のような気さえした。

 赤い光が色を失うかというその時、再度私の感覚に変化が訪れた。

 今度は体がまるで、重りでも縛り付けられたかのように前に進まなくなっていた。いやそれだけじゃない。よく見ると周りのすべての景色もまた、時が止まったかのように全く動かない。先ほどまでは赤い光しか見えてなかったはずの視界が、突如として開け、眼前の全てに注意がいく。

 カップに注がれているはずなのに、全くポットから飛び出そうとしない珈琲。

 空に舞い上がったまま、空中で停止している木の葉。

 世界中の全てが停止し、その中を動けているのは私だけであった。

 相変わらず呼吸は出来ない。それどころか急に訪れた変化に対応できず、ただでさえ貴重な体内の空気は、ただ外気に垂れ流され続けるだけであった。

 足はまるで泥が纏わりつくようにどんどん速度を落としていく。酸素不足の影響か、思考はなおのこと鈍化していった。このまま世界と同じように、私も動かなくなってしまうのだろうか。

 幽鬼の如く静止した世界を彷徨い続ける。鉛のように重い脚。永遠とも思える道程。全く進まない時計の針。

 心が折れてしまいそうに何度もなる。あともう少しだからとその度に自分に言い聞かせ、鼓舞を続ける。だがそれも限界が近かった。燃料が尽きて、体が凍っていく感覚。先日経験したあの感じ。

 体が石化していく。体から熱が失われる。

 まずは呼吸が完全に止まる。次に体に流れる血流が止まる。そして体の中心で脈打っていたものが、少しづつ遅くなっていく。

(ああ、もう、終わりか)

 その時、自身の脳内では体とは対照的に、かなり目まぐるしく思考を巡らせていた。走馬燈というヤツだろうか。鮮明に思い出されるかつての記憶。

 お父さんが研究しているのを眺めていたこと。

 お母さんに料理を教えてもらったこと。

 弟と一緒に遊んだこと。

 リトルポンドを殺したこと。

 執事が殺されたこと。

 楽しく笑ったこと、悲しみに震えたこと、怒りに血を滾らせたこと。あらゆる感情と記憶が、激流のように押し寄せる。紡がれ続ける過去の記憶。しかしその懐古の果てに訪れた最後の景色。それは過去ではなく、未来のものであった。

 そこに移っているのは大男の腕に抱かれているアレンの姿。彼の体はだらんと垂れ、力は入っていなかった。大男は必死にアレンの名を叫んでいる。まるでそれは死の淵にある者を呼び戻そうとするように。

 ああ、こんな未来はダメだ。こんな未来を了承してなるものか。

 もう動かないと思っていた足が一歩前に出る。するとそこを起点として体に熱が入る。

 また未来が見える。そこには白衣の男が高笑いをしながら人を鏖殺する景色。悪が栄え、善良な人々が苦しむ未来が見える。

 消えかかっていた心に、怒りを燃料にして再び火が灯る。凍り付いた体を内側から溶かしていき、筋肉が起動する。

 ただひとえに、弟の笑顔を見るために。体中の機能を再起動させる。一歩、また一歩。心臓が脈動し、熱を吹き上がらせる鞴と化す。最初の小さな種火は、記憶と感情を薪にして巨大化し、私の体を包んでいた『凍り付いた時』を完全に溶かしつくした。

 全身に再び稲妻が駆け巡る感覚。まるで最初に走り始めた時のように、いやむしろそれ以上に体調が良いくらいだ。体が軽くなり、それと同時に時が回り始める。赤い光が鮮明に輝き、世界に色が戻る。踏みしめた足から伝わる振動が骨を伝わり、風を切り裂く音が鼓膜に届く。

 そうだ、ただ只管に、愛すべき弟のために、家族の笑顔のために。

 最後の一滴に至るまで燃料をくべろ。

 最後の一瞬まで駆け抜けろ。

 私にできることなど始めから、走ることしかないのだから!




 目を覚ますと、視界に映り込んできたのは巨体の男。

「おお!起きたか!いやお前も無茶するよな本当に!!」

 寝覚めの挨拶にしてはあまりに耳障りな大声で、思わず耳を覆いたくなる。

「ああ、クソ。うるさいぞモートレント」

「いや、すまんな。しかし九百キロ近くを二時間で走り切ったエミー嬢にも驚かされるが、お前も大概だな。まさかエミーの案内と並行して、彼女の目撃情報やらなにやらを全て統制してたとはな。そりゃ頭もオーバーヒートするってもんよ」

 ゆっくりと上半身を起き上がらせ、体の動作を確認する。

「で、アレンは間に合ったのか?」

「おお、ばっちりな」

 右手の親指を上げ、厳つい顔なのに妙に似合う笑顔をこちらに向ける。

「エミーは?」

「エミーも無事……」

「そうじゃなくて」

 言葉のやりとりのない一時の静寂。

「ああ、彼女、自首したいとよ。皆引き留めたが、リトルポンドの件の贖罪はするべきだと」

「そうか」

 もし私もその場にいれば、きっと彼女を引き留めようとしていただろうが、なぜか彼女のその決断が誤りであるとは思えなかった。

「まあ、恐らくだが、そんな重い刑にはならんだろさ。すぐ出てこれる。ああ、そうそうお前もお咎め無しだとよ」

 私に断りを入れることもなく、勝手にタバコをふかし始めるモートレント。

「意外だな。最低でも免職くらいは想定してたのに」

「お前、最低でもって、免職以上の刑罰が俺らにあるのかよ」

 免職、つまりアラドカルガを辞めるということ。しかし身体を改造された我々からアラドカルガの資格と技能を奪うというのは、ほとんど死刑宣告に近いモノであった。

「あと礼はミカエラに言っておけよ。お前のことを高位階(チャプター)のご老獪たちから最後まで庇ったのは、アイツだけだからな」

 思わぬ処遇に気が抜けて、再びベッドに体を預ける。

「全くミカエラはお前が絡むと本当に目の色変わるよな。本当にお前ら今付き合ってないのか?」

 うりうりと、私の頬を太い指で突っつくモートレント。

「企業秘密。もし聞きたきゃミカエラにでも聞きなさい」

「うへぇ、流石に俺もミカエラには聞けねえや。おっかねえし」

「なんだいそりゃ。図体のわりに臆病な野郎だ」

「うるせえ」

 私は安堵の中、再び眠りについたのであった。


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