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第三話 日課…

《ただ今、留守にしています。御用のある方は発信音の後に名前と御用件を…》


俺はまず家に帰ると必ずする事がある、それは留守番電話の用件を聞く事とを必ず行っている…言わば習慣である。

《用件一件です》

『ヤッホー、マーちゃん元気にしてるかな?母さんよー!』


一際明るい声が電話から流れ始めた。

『今、母さん達はドイツにいるの。』


「…ドイツか」


『それでねマーちゃん早速なんだけど、明日いらない荷物が届くから片付けといてね。』


「マジかよ…」

二、三ヶ月前にもいらない書類や資料…向こうでの生活道具などが段ボール20箱に入れられ贈られて来た時は、嫌気がさすほどだった。

『あっ、それとお誕生日おめでとう匡倖』


そう言えば明日は俺の誕生日だった。


『贈った荷物の中にプレゼントも入ってるから、それじゃまた時間のある時に電話するわね。バイバイ』


『ちょ、パパも…しゃべり…グハ』


《再生が終わりました》


「…親父も元気そうだな」

俺は明日の大会に備え早めに休むことにした。


……………

………

……





23:32…


切り河通り…ここを中年のサラリーマンが歩いていた。


「あのクズ部長め!俺が使えない奴だ、なんだぬかしやがって!!」


上司への不満を爆発させながら…


「あんなクズ死んじまえば…ん、なんだ?」

男は立ち止まり、目を擦る…この時、男は大量の酒を摂取していたため幻覚でも見たのかと思ったのだ。

「秋村…部長?」

しかし、幻覚ではなかった。

道の真ん中に、血の水溜まりに仰向けで倒れている男は、確にこの男の上司に当たる男だった。

男はゆっくり、ゆっくり近付く…


「し、死んでやがる…」

秋村は体から大量の血をたれ流し死んでいた…

「一体…誰がこんな事を…」


〈彼方が望んだ事じゃない。〉


「!!」


男は不思議な声驚きに振り替…。


〈遅いわよ…オジサマ〉

振り替えると同じに強靭な力で頭を鷲掴みにされ、それと同じに腹部に鋭い痛みが走っる。


男は指の間から腹部に刺さっている物を見た、それは…鈍く光る…

両刃の剣だった。


「うあ゛ぁぁぁああああぁぁぁああああぁぁぁああああぁぁぁああああぁぁぁああああぁぁぁああああぁぁぁああああぁぁぁああああぁぁぁああああぁぁぁああああ!!!!!!!!!!!!!!」



男は激痛に耐えきれづに情けない声を上げた。


〈うふふ…良いわーその歌声…

ゾクゾクする〉


「はっ…はっ…な…何が目的だ…か、金か?」


〈金?そんな物要らないわ…〉


「じ、じゃあ…何が…」


〈それはね…〉

声は静かに、そして残酷に目的を告げる。

「え?」

だが、男は良く聞き取れなかった。

いや、聞きたくなかったのかもしれない…


〈バイバイ、オジサマ…〉

鷲掴みにされていた頭に、更なる力が込められ…


グャリ…と言う鈍い音…

そして、吹き出す赤黒い…血液…


〈はぁぁぁ〜…

なんてあっけないんでしょう…〉


つい先ほどまで動いていた男は頭から血を噴水の様に吹き出していた…



……………

…………

………

……




いや〜毎日暑いですね…

私的には夏より冬の方が好きですかね〜

冬になれば何かと美味しく頂ける物が多いから好きですねw

では今回はこの辺で…

P、S

気が向いたらで良いので感想待ってますw

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