表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

プロローグ

小高い丘の上に立つ白い洋館のある一室にて__


「ばあや、なにかおもしろいおはなしをして?」

はい。では昔のお話をいたしましょう。とても有名なお話ですよ__

“昔々

この世界には沢山の『悪』が溢れていました

人々は町の中に篭って悪が通り過ぎるのを待ちました

勇敢な人達は、『冒険者』となって町を守るために戦いました


しかし、戦えども待とうども『悪』は増えていくばかりでした

町も国も寂れていきました。その度に人々は国の中心を見て嘆きました

国が崩壊しそうになっても、王様や権力を持つ者は国の真ん中で裕福な暮らしをしていました”


「むかしのおうさまはわるいひとだったの?」

そうですよ。でも今はとても優しい王様が国を治めているでしょう?


“そんな王様は、いつも金の玉座に座っていました。金の冠をして、金の食器を使って、豪華なご飯を食べていました

王様は、国の事には無関心でした。人々が飢えても『悪』が襲ってきても王様は見向きもしませんでした”


「ひどいおうさま!」

ええ。けれどここで『悪』を無くし王様を倒す英雄が現れるのですよ

「ききたいわ!はやく、おはなしのつづきをして!」

ええ。ええ!勿論ですとも!

英雄様が出てくるまで、あと少し_______

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ