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「きぼう」
幾望の夜に
毀謗ばかりを覚えて
脆謀を考えた自分の気貌を恨む
幸せなんて匱乏した僕らだけれど
既望の夜に
祈望を再び月に
翼望を胸に抱いて企望する
幸せを危亡させやしないとあがいて
誰かの希望になれたらいいな
「一年前の曇り空」
瞬間
ハジケタ 君の想いと笑顔と全部
守ると言い掲げた盾さえ
自分の涙で溶けて 雨になり降った
閃光
ツナガル 僕の夢と輝きはおろか
骨だけの傘差し君の元へ
決意の雨を 飲み干して向かうから
不完全で不確かな
揺らめいた病室の中に
笑う君が 誓う僕が
いるような気がして。




