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うざいくらい慎重すぎる暗殺者  作者: 総督琉
最終章『黄昏の土曜日』
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後日談

 鴻巣が拘束していた斑鳩は鬼灯の変装だった。

 本物の斑鳩は南国で鍛え上げられた暗殺者を次々と暗殺していき、暗殺者の世界に終焉を告げた。

 悪魔が計画していた黄昏の土曜日は見事収束した。


 西国の国王は命懸けで戦った速水の姿を見て、東国との争いは仕掛けることはなかった。国王は速水が落ち着いてから、彼女から事の顛末を聞き、今後の方針を決めていくつもりだ。


 速水はしばらく悩んだ。

 自分の中に眠る真紅とも話し合い、これからについて相談を重ねた。


 結果、暗殺学園を解体。

 ひそかに続いてきた暗殺学園は終わりを迎えた。


 その後、速水は西国の国王に協力を要請し、東国の社会システムを一新させた。

 西国と東国は手を取り合い、互いに互いを助ける関係を築く。


 東国は徐々に平和になっていく。


 速水は人々が徐々に活気づいていくのを見て、ポーカーフェイスを貫く。


 もともと暗殺学園があった場所には一人の少女の墓が建てられた。

 速水は墓の前に座り込み、楽しげに語る。

 その時だけは、彼女のポーカーフェイスは崩れ、多彩な表情が見れたという。



「ねえ潮、私はまだ幸せが分からないや。きっとこの先の世界にも間違いはあり続ける。だからさ、今度は遠くの星で暮らそうよ。ここではないどこか、もっと幸せを感じられる星で。

──大好きだよ。潮」

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