表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一輪の花による「花」生日記  作者: Mizuha
用語説明(閑話)
191/328

用語説明

グルトナ学校(正式:デレナール領立グルトナ学校)

 デレナール領に存在する学生が通う唯一の学校。デレナール領は辺鄙なところにあるため、領民も大量にいない。その為、学校は貴族や庶民同じ一つの学校として統一されているとのこと。王都の学校に「どうしても行きたい」ではない限り領の学校に行くらしい。色々な学科があるらしく…専門の学科によって将来も狭まってしまうため、学生達は学科を慎重に選んで入学するらしい。


アルビトラウネ(魔物:種族名)

 マイの種族名。アルラウネの突然変異種として定義された造語である。外見は雄花雌花問わず見た目は女の子、少女、女性であり長齢であるほど身長が大きくなることには変わりない。肌は人間と同じ肌色。髪の毛は緑色統一で葉緑体が入っているのでないかと思われる。胸元には雄花雌花問わず葉っぱやツルで出来た擬似ブラジャーを纏っている。体から生えているので取り外しは不可とのこと。下半身は根であるが根っこが人間で言うところの足っぽい役割をしているらしい。また、根っこは直接は見えず葉っぱで出来た擬似スカートを履いている様に見える。実際は履いているではなく腰から生えているが正しいか。擬似スカートは足元まで長さがあり布ではないので固く形は固定されている。その為、スカートを捲って中を見ることは不可能である。その様な構造をしているため、足を使った移動は「歩く」以外困難であり「走る」「ジャンプ」等は不可能である。両腕は肩から生えたツルが2-3周巻き付き、手首辺りまでツルがある。そのツルは手首から先は好きに伸ばしたり出来る。

 頭の左上側には顔の半分程度はある巨大な花がついている。花の色は十人十色であり、例えばマイはオレンジ色である。雄花には雄蕊が4-5本生えているとのこと。雌花には勿論雌蕊が1つある。そして、何故か雄蕊も存在する…(やく)と言う花粉を作る部分は雌花には存在しないため一人で受粉は不可能であるが。雌花は他にも胸が人間の女性同様成長するという特性もあるらしい。とはいえ、どこまで大きくなるかは統計が現状1人しかいないため不明である。なおマイの場合は胸が膨らみ始めた女の子状態である。男女比が雌花1に対し、雄花がとんでもない数いるらしいので雌花は貴重過ぎる状態であり、雌花争奪戦が後を立たないらしい。

 アルビトラウネは植物の魔物と言えど本体は「花」だろうと思われる特徴もある。代表例として、花が取れてしまったり傷付けられるだけで餓死状態になり死んでしまう。現状他の部分がもげた場合どうなるかは不明だが…少なくとも人間換算で胸に穴が開いてしまっても花が無事なら数日で完治してしまう。また、体の構造的に光合成にしろ、口から食べたとしても、ツルから生き物を溶かして吸収したにしろ一度必ず養分が花の蜜として花に保管される。その蜜を花から再吸収して分解し養分を体に回しているややこしい構造になっている。花からは魔物からしたら物凄く美味しそうな匂いがするらしく、アルビトラウネの養分の貯蔵庫が花でもあるため花を狙われることが多い。人間の中でも、花の蜜を狙って捕獲しようとしている輩も最近現れてしまっているとのこと。(by マイ調査結果一部抜粋)

 ひと休憩。次回から新しい物語が始まります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ