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キュクロプス・シリーズ ~ VRMMO機器開発のハードSF ✕ 怪異物理のサイエンス・ファンタジー

ゲーム依存症治療国際共同治験担当医、サイトウ先生の《リアリテス医療工学特論》担当記。

作者:すとうえいち ( e@st.)
2036年12月開催の、次世代医療工学特論「超拡散テンソル画像処理技術を応用した、脳由来疾患の治療支援機器リアリテスの現在とこれから」の講義となります。

☆講義録より☆

『超拡散テンソル画像処理』という技術をベースとしての仮想現実支援を行う医療機器アリテスの想定応用分野は、第1に、日常的な諸動作を行うことが難しくなってしまっている患者さんが取り組んでいらっしゃるリハビリテーションの支援となります。脳梗塞、心筋梗塞のような疾患から、交通事故などの後遺症、さらには、私達の方で診させてもらっている精神疾患、など、幅広い分野の患者さんが、医療機関などでのリハビリテーションを必要としています。私達の病院では、リアリテスを使うことで患者さんの脳をひとりひとりの状態に合わせて活性化することにより、日常生活、社会生活を送るために必要とされる動作のマスターアシストできることを目指した取組みが進められています。
 第2の応用分野が、ゲーム依存症を始めとした精神関連疾患により、日常生活、社会生活にリアリティを感じられなくなってしまっている患者さんに対しての、現実感リアリティの回復支援となります。この現実感の回復支援は、前述の生活動作のリハビリテーション支援と重なり合います。



なお、パーソナライズを終えたリアリテスを連続使用した場合、著名なゲーム大会で並み居るプロゲーマーたちを打ち破ってしまうほどの超覚醒状態に入ってしまう場合がありますので、ご注意あれ。
 そんなことを心のなかで呟く腐女子精神科医サイトウを始めとした充実の講師陣によるリアリテス講義となります。
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