個人成績
この三連戦、エンペラーズは2勝1敗で勝ち越しを決めた。
浅野はエンペラーズ投手陣に封じ込まれノーヒットに終わった。
浅野は攻守に精彩を欠き、三戦目には交代をさせられる程スランプに陥ったみたいだ。
第一戦の先発、榊に翻弄され、それが尾を引きバッティングに微妙なズレが生じた。
日本を代表するスラッガーがバッティングのタイミングをズラされたとなると、それを取り戻すには時間を要する。
榊の心理的揺さぶりと今まで1度も見せた事のないスローカーブでバッティングを狂わされた。
守備ではエンペラーズ打線の執拗なサード狙いのバッティングで痛烈な打球が何度も彼を襲った。
グラブを弾かれ、打球を捕りそこねてしまい、点を与えた場面もあった。
ゴールデンズは力と技の正攻法なスタイルで何度もリーグを制してきたチームだ。
故にこのような駆け引きをするスタイルには慣れていない。
そしてゴールデンズは首位を京都ボンバーズに明け渡した。
エンペラーズは3位のままだが、2位のゴールデンズとは1ゲーム差にまで縮めた。
個人成績に目を向けると、現在打率トップは、浅野の382
ホームランでは、千葉ヤンキースの守山と京都ボンバーズの八幡が7本。
打点では八幡とトーマスが20を叩きだし、盗塁では大和が5個がトップをいく。
投手の部門は作品同様、榊が2.13という防御率トップで、勝ち星はガンズ真中の4勝がトップをいく。
奪三振の部門ではエンペラーズ高峰が最多の31個である。
シーズンを通してどこまで成績が伸びるか。
エンペラーズは本拠地、静岡県に戻り長州レボリューションズを迎え撃つ。
今年のダークホースと目されたレボリューションズがどのような戦いを繰り広げるのか見ものでもある。




