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アースガルズの私様  作者: 富良野義正
ニヴル・ヘル オブ ザ デッド
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ニヴル・ヘル オブ ザ デッド その五

『拝啓 親愛なるロキお母様

 短い春も過ぎ暑い季節となりましたがお元気でしょうか?

 先日ニブル・ヘルにお越し頂いたにも関わらずお会いすることが出来ず残念に思っています。

 私の屋敷より亡者を迎えに向かわせたのですが、お母様が街のショッピングモールに篭られたと聴きまして、お母様が人混みを嫌っていることを思い出しました。しかしトール様もお越しになると伺っていたため失礼のないように動ける亡者を多くお迎えに参りました。お母様を驚かせてしまって申し訳ありません。

 お母様方がショッピングモールを入れないようにしていたので、刑事が説得の後出口を作ると提案しましたので、警察に客人であるということを話しました。出口を作った後我々の亡者がお母様方をお迎えにあがったのですが帰られてしまったと聞いております。

 パーティへの不参加はお気になされないよう祈ります。それよりお母様方とアース神族の方々がニブル・ヘルにお越しになったことで何か不都合が生まれていないのか心配です。

 もしも我々の力になれることならばいつでも御相談ください。

 PS:秋にもパーティを開く予定です。是非皆様でお越しください』



 この死者の国から届いたメールにアースガルズの神々は恐怖した。あまりの恐ろしさに内容は誰にもわからなかったが、死者の国の主の怒りに触れているということを誰もが疑いもしなかった。


次回未定

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