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いきなり音楽教室  作者: marron
3-18歳(私)編
82/200

7、音楽委員会



小学校5年生から、委員会活動が始まる。

私は音楽委員になった。

音楽委員だけは、他の委員会にはない決まりがあった。それは「楽譜が読めること」だ。

音楽委員会は演奏をしなければならないので、楽譜が読めないと仕事にならない。

授業ではないので、先生もいちから教えるヒマはないのだ。


ということで、音楽委員になれる人自体が少なかった。

仲の良いお友だちが「一緒にやろう」と誘ってくれたので、音楽委員になったけれど、本当は体育委員とかのほうがやりたかった。


とはいえ、活動をしなければならない。

最初のうちはアコーディオンを弾いていた。メロディラインなので地味に重要だった。

そのうち、先生に

「マロンさん、姿勢が良いから、大太鼓やりなさい」

と言われ、大太鼓に変更した。

その頃の私は、クラスで一番前というちびっ子だった。その私が、あのデカい大太鼓を腹に抱えて行進をする。(ちゃんとベルトと金具で固定します)


一見、重そうに見えるけれど、慣れてしまえば大丈夫だった。

ただ、一度だけ朝礼中に貧血を起こして、大太鼓を抱えたままぶっ倒れた事があった。

すごい音がしたらしいけれど、気を失っていたので知らない。




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