表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いきなり音楽教室  作者: marron
うちの子編
71/200

21、またまた立候補


3年生の時、ピアノに立候補して落選したあす君だったが、なんと6年生の音楽会で、またピアノに立候補した。

どんだけやりたいんだ。

まあ、良いよね。やる気があるのは良いことだよ。


小学校の音楽のピアノと言っても、ちゃんとレベルがある。

3年生が弾けるものと、6年生が弾くものでは当然レベルは相当違う。

3年で落ちたのに、6年で受かるのだろうか。


でも、あす君は頑張る子。ホント、すっごい真面目だから。

ちょうど音楽の先生も代わった年だった。その先生は、やる気をとても重視してくれた。


一か月間、あす君は練習に練習を重ねた。

どんなテンポでも弾けるように、さまざまな工夫をして自分なりに練習した。

やったことのないペダルも踏んだ。あす君小さいから、ペダルなんて踏むことないかと思ったよ。


そしてオーディション当日。

なんと、ピアノの上手い女子はオーディションを受けなかった。

後から聞いた話で、3年生の時にあす君のほうが弾けていた(ように感じた)のに、自分になったのが嫌だったとのこと。それで、今回彼女はあす君に譲ってくれたというわけ。ありがとう!(でも、この子本当にとても上手なんだよ)


ということで、小学校最後の音楽会で、あす君は合唱の伴奏をすることができた。

すっごく楽しそうに弾いていて、母ちゃんは嬉しかった。

良かったね!その一言に尽きる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ