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いきなり音楽教室  作者: marron
うちの子編
65/200

15、歌が上手い

親ばか全開で言わせてもらえば、ウチの子ははっきり言って超歌が上手い。

あす君なんて、天使のようだ。小さいころのだみ声が思い出せないほどの、美しいソプラノ。


子どもはみんな高い声が出るわけではなくて、意外と高い声は苦手で、急に高い声になると、声が小さくなる。

なので、ウチの子のように高い声がよく出る子は貴重なのだけど、高い声のソプラノよりも、音をとるのが難しいのはアルトのほうなので、学校ではどっちからもひっぱりだこらしい。



お母さんが声楽家だから上手いわけではない。

一応言っておくと、どんな芸事でも練習をしなければ上達はしない。ウチの子の歌が上手いのには理由がある。

それは日々の練習。

別に、習っているわけでも教えているわけでもないけれど、彼らは一日中歌っている。しかも、大音量で歌う。なんでも歌う。

テレビで流れているアニメソングやCМソング。私が動画で聞いているような、昔懐かしいものも、声楽曲も勝手に聞いて覚えて歌う。勿論イタリア語はめちゃめちゃだけど、それでも歌う。

はっきりいってうるさい。けれども我慢をする私。


母の我慢の結晶が、彼らの歌を上達させていると言っても過言ではない。


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