6、2時間×3人=?
夏休みにピアノを弾いていたのは、あす君だけではない。あす君には年子の姉と、3つ年下の弟がいる。3人姉弟だ。
さて、あす君だけが1日2時間の課題を課せられていたのではなく、姉ももれなくやってもらう。弟は幼稚園児なので、1時間でも可。
姉は雀ちゃんというのだが、あす君はお姉ちゃんのことを「ちゅんちゅん」と呼ぶ。ものっすごく仲のいい姉弟。ま、そんなことはどうでもいい。
雀ちゃんはソナタを4曲、1日2時間弾く。午前に1時間、午後に1時間。さすがに、集中力が1時間続くので、進みも早い。
そして末っ子。ヤツには1時間で良いと言っておいたのに、いつの間にか2時間平気で弾ける集中力の持ち主。
しかも、すっごく楽しそう。
ピアノ部屋から、ポロリポロリとピアノの音が聞こえてきて、時々「うひゃひゃひゃ!」と笑い声が聞こえてくる。何がそんなに楽しいのだろうか。
気が付くと、あす君に追いつこうとしている。いかん!もう弾かなくていい!とは言えず、まあ、好きな曲を好きなだけ弾いてもらった。アニソンとかね。
で、子どもが毎日6時間弾くとだね・・・
私の練習時間がないー!!
やらせといてナンだけど、すっごく困った。居間にもう一台ピアノが欲しい。




