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いきなり音楽教室  作者: marron
声楽家編
48/200

23、コンサートといえば花束

友だちのコンサートには花束を持っていくことが多い。ただし、一人暮らしの友だちは、困るというのでお菓子にすることもある。

まあ、気持ちだから何でも良いとは思うけれど。

そういえば、本を貰ったこともあったなあ。



昔は、歌い終ると、客席から舞台までやってきて花束を渡してくれることがあった。

嬉しいのだけど、結構困る。

1人が持ってくると、我も我も、と後から後からやってくることがある。

そうすると舞台進行上良くない。ていうか、困る。


そのためか、最近では、花束は受付でお預かりします、というのが主流になっている。

受け付けで花束を渡し、メッセージを添える。

そうすると、歌い終わった時にちょうど楽屋に届けてもらえるという寸法だ。

これは結構嬉しい。


どうしても手渡ししたい、という人は、すべてのプログラムが終わってから、楽屋に本人が持って来てくれたりする。

または、私がロビーに出て行くこともある。


だけど、舞台化粧のままロビーに出るのは、恥ずかしいのですよ!!

ああ、力が入ってしまった。


いただいた花束は、たいてい伴奏者と半分ずつわけっこさせてもらう。

それを、ドレスと花束を持った大荷物状態で、電車に乗って帰る私。

なんだ、あの人、と思われているに違いない。


大荷物にはなるけれど、花をもらうのは嬉しい。


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