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いきなり音楽教室  作者: marron
声楽家編
42/200

17、喜んでもらえると喜ぶ

最近の演奏会は、クラシックを知らない人にも楽しんでもらえるように、有名な曲を取り入れたり、お客さん参加型にすることが多い。

無駄にトークがあったりもする。


って、超マイナーな「フランス歌曲」というジャンルのクラシックで有名な曲があるかー!


あ、あるな。一応CМとかでかかっている曲も、ないこともない。

けど、すごくマイナーな世界なのは確か。

しょうがないので、専門のフランス歌曲から少し離れた曲を歌う羽目になる。

例えば、日本歌曲。

「この道」とか「赤とんぼ」とか「待ちぼうけ」とかが人気。

特に「待ちぼうけ」はすごくウケる。最後に必ずくしゃみをするので、笑ってくださる。

反応があると嬉しい。


嬉しいと、ついつい、またお客さんにウケるものを選んでしまう。

そうして、初めは「そんな曲あるかー!」と憤慨していたのに、いつの間にか自分の意見すら変わっている。

まあ、やっぱりせっかくだから楽しく聞いてほしい。


小説だってせっかく書いたものを、誰かに読んでほしいし、反応があると嬉しい。

そういう感じ。


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