表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
いきなり音楽教室  作者: marron
お教室編
3/200

3、ドミソとかソシレファとか

挨拶をすると、まずは聴音をする。聴音というのは、ピアノで弾いた音が何の音かを当てるというもの。

子どもたちにはクイズのように感じるのか、結構楽しんでくれる。

15種類の和音から出題する。

和音というのは、単音ではなくて二つ以上の音が組み合わさっているもの。ドミソとかソシレファをいっぺんに弾く。


20問くらい出題すると、だいたい8割くらいはできる。

子どもの耳は素晴らしいと思う。


「じゃあ、こんどはボクがだす」

と言って、生徒さんが適当にピアノを弾く。私に当てろというらしい。

ジャーン!と、適当な不協和音を弾く生徒さん。

生徒「はい!」

私「えっと・・・ド?だね、ファ♯、ソ♯、ラ、ド」

生徒「うーん、合ってるかわからない」


答えが分かったうえで、出題してくれ。

適当にもほどがあるよ。

だから、私が適当に答えても、合っていることになっている。

正解はだれも分からないという不思議。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ