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いきなり音楽教室  作者: marron
声楽家編
29/200

4、酒とたばこと声楽家

私の周囲の声楽家で、たばこを吸う人は一人しかいない。

やっぱりタバコは喉を荒らすらしい。だからと言って、まったく悪いわけでもない。

気にならない人は全然気にしない。


ピアニストでたばこを吸う人は多い。

かつての私の伴奏者はヘビースモーカーで、私の前ではかなり気を遣ってくれていたけれど、やはりやめられないらしい。

まあ、それはそれ。



声楽家にとって、危険なのはお酒。

お酒はたばこよりも喉を荒らす。

お酒を飲んでカラオケに行って、次の日“おカマ声”になっていた経験はないだろうか。


たとえ普段から喉を鍛えている声楽家と言えども、お酒には(かな)わない。

だから、舞台前はお酒を飲まない。

多分どの声楽家もそれだけは守っていると思われる。


反動で、本番が終わると飲む量がすごい。

声楽家はお酒に強い。気がする。(とはいえ、私はお酒が飲めない)

ガンガン飲んで、ドンドン飲んで、大声で話す、笑う。もともと声が大きいのに、酒が入るとさらに声量倍増。

そして次の日、もれなく“おカマ声”となる。

舞台で頑張ったからではないところが、声楽家らしすぎる。


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