1、せいがくか
なぜだか「オペラ」というと、太った女性がボディビルのサイドチェストのようなポージングで、裏返った大声を張り上げるようなイメージが大きいような気がする。
なぜだろう?
実際にやってみたら、適度に力んで非常に高声が出しやすかった。
そんな無駄体験をしている、私。一応声楽家。
声楽家と言っても、全員が全員オペラ歌手ではない。
だけど、説明が面倒くさいのでオペラ歌手ということにしておく。
じゃあ、私は本当は何者なのかというと・・・なんだろう?
声楽家。ただの、声楽家?それ以上の説明は難しい。
オペラじゃないなら、何を歌っているのかというと、歌曲というヤツ。歌曲にも色々あるけれど、私が歌うのはフランス歌曲。
あとは、オラトリオとかそういうのも歌う。分かりやすく言うと、年末恒例のベートーベンの「第九」のソロとかを歌う。第九の話はまた後日。
ということで、全部ひっくるめて「声楽家」なわけなのだ。
で、声楽家の説明をしようとすると、最初の話に戻る。
太った女性がポージングをキめているというアレ。
そう説明すると、みんなチラっと私を見て納得してくれる。
そーだよ!太ってるよ!




