通じ合う心☆彡
「ふ…は、あは、アハハハハハハ!」
「ソナタ君…」
「ぶひ!ぶひ!」
光に埋め尽くされた中。
何もかも見えない中。
ただ、女王の狂ったような笑い
声と仲間の悲しみが支配する空間で。
「其れは…何者にも汚されない…美しき黒…」
その声はさらに詩を織り成した。
「!?」
「…そ、ソナタ君!?」
あり得ない事態に敵味方を問わず声が上がった。
「其れは…この世で最も硬くて傷付かず…」
「馬鹿な!アカバンが効かないとでも!」
光で見えないにも関わらずはっきりと分かる、分かってしまう規格外な魔力、レイド魔術にも匹敵するそれに、千年を生きた女王すらも驚愕を隠せない。
「其れは…神代の大樹の幹よりも太くおおらかなもの…」
凛とした音色はさして大きくないにも関わらず空間に染み込み、存在を主張する。
「重ねて請う、“来たれ…”」
そして、光が晴れた。
…無傷のソナタの姿があった。
「“真・黒閃光”」
ソナタの右手を中心に黒い雷が収束をしていく。
「!?」
「繋げ…っ!」
その言葉と共に発動した魔術は絶対無比と誰でも分かる…
「っ…?」
だが、予想に反して雷撃はない。
代わりに顕れたのは黒い雷光が一筋のみ。
頼りなく、か細いそれが繋がった瞬間、女王の意識は闇に落ちて行ったのだった…。




