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GLデート・・・?☆彡

義姉の陰謀・・・☆彡

「・・・結局、ごめんね」

「あ・・・ううん。別に。・・・気にしないで・・・」


(・・・くそぅ!義姉さんが変な事言うから・・・!)


ソナタは夕暮れ時の道。

幼女と少女が二人、手を繋いで歩く。


その手から伝わる柔らかな暖かさを・・・妙に意識してしまう。

ソナタが見上げた少女の顔も夕日に染まって朱に染まっているようだが、ソナタ自身の顔はそれと異なる理由で染まっているのだろう。


それこそ、真っ赤な夕日の様に。


―街の喧騒の中で、そこだけが沈黙。


(う~・・・。なんだか気不味い・・・そうだ!)


「ね、ねえ!・・・少し、寄り道できないかな?」


「え?」


「あのね、受付のお姉さんが教えてくれた、、、ファッションブランドがあって!」


一生懸命「女の子が喜びそうな場所」を思い出し提案する。


「そ・・・そう・・・、有難う。だったら、お願いがあるんだけど・・・」


それに対するマユカの答えは、意外なものであった。





ホーケンの中央にある小高い丘。

かつてこの都市が建築された当初から変わらない姿で維持されるそこは、今では訪れる人もまばら。

夕暮れも近くなる中、今日も人の姿は無い。


―だが。


そこから見える展望は、ホーケンの街の全てとそれを覆う山野。・・・ここから、かつて氷竜王の鎮座した雪化粧を施された山脈も・・・すべて一望できる。


忌わしくもあるその地へと、輝くオレンジ色の日が落ち行く瞬間。


「わぁ・・・・っ!」

その光景を初めて見たソナタは感激した。


「どう?・・・凄いでしょ?私のお気に入りの場所なの!」

空に向かい、解放された様に声を解き放つマユカ。


「うん!・・・でも・・・」

ソナタが首をかしげる。


「ん?」

「なんで、こんなにも素晴らしい絶景なのに、人があまりいないんだろう・・・」

「・・・うん。それはね・・・」

と、天真爛漫な少女に少しだけほの暗いものが宿ったのにソナタは気が付いた。


「・・・そこのベンチ、一緒に座ろうか?」

少女が促すのに従い、ソナタは彼女と隣り合わせでちょこんと座った。


「・・・あのね。ここは・・・」



―巫女達が、出発の儀を執り行う場所なの。



それは、かつて彼女が一度命を失う為に送り出された場所、だという事。


「・・・え」


ソナタは戸惑った。


―何故、その場所が「お気に入り」なのか。


「親子の別れの場所。忌まわしい場所だから、みんな避けるけど。・・・幼い頃にね。迷子になって彷徨いこんで、、、ここから見える光景に目を囚われて。お母さんには「行っちゃダメ」って言われたけど、何度も、何度も抜け出してはここからこの景色を見てた」


少女の目が細められる。


「あのね、忘れた、て言ったけど・・・私・・・この10年の記憶、あるんだ。・・・本当は」


そして、語られたのは、一人の少女の罪の告白であった。

・・・と思いきやシリアス展開になりそうな予感・・・

彼女の言う、「罪の告白」とは?

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