我征求☆彡
平和な日々ですが・・・☆彡
結局、元巫女の少女達は元の家族とともに暮らすか、ギルドに住み込みとなった。
ギルドには「マジHK!」な冒険者予備軍しかいない状況であったので、一気に増えた女手は大変有難い戦力となった。巫女として高等教育も受けており、受付嬢、事務の手伝い、カフェの料理作りにウェイトレス・・・etc
「ほっほっほ・・・特需ですなぁ」
なぜか最近扇で口元を隠す癖が出始めた似非孔明なポコチーニ。
「ほっほっほ・・・まったく、眼福、眼福、でゴザル」
最近、忍者衣装を新調してご機嫌なゴザル。
二人とも、当初の状況ではギルドの運営が立ちいかなくなる事を懸念していた為、一時はどうなる事かとやきもきしていたのだ。
「・・・ギロッ!」
そんな二人を某受付嬢が蛇蝎の如く嫌って、特にポコチーニをSATUGAI☆彡しそうな目で睨みつけていたとかいないとか。
―ギルド内に設置された訓練所。
ソナタたちは志願者をすぐに冒険には出さず、教えた遺失魔術を練習させていた。
せめて第4階梯を使いこなせればKKGレベルまでの魔獣で命の危険はなくなる。
ギルド側としてはそこまでは訓練を、という思いがあった。
各自、懸命に的に向かって魔術を放っている。
そんな中でも。
「マジ・・・イッカクサー・・・ウケル・・・」
ぼむん!と。
テッドの手から2つの光球が出現し、的を射ぬく。
意外なことに元々根が真面目なテッド。
彼は予備軍の中で一番早く第4階梯を使いこなし始めた。
流石に、、、
「イヤー、5,6発も打つとキビシーっすけど」
「アッチの方だったら最低でも7発は・・・アデッ!」
馬鹿な事を言うテッドの頭をはたくソナタ。しかし、5,6発も第4階梯を。
という事は魔力値が4000点近い。
それは、彼がレベル100近くまで成長した事を表していた。
(これは・・・そろそろかもしれないな。)
そう、彼らの初めての冒険が。
―翌日。
ソナタは何故かお供の某変態参謀とダメ忍者を引き連れ、都市周辺の探索に出ていた。
テッド達冒険者を送り出すにあたり、
―ギルドの冒険者達を派遣したら危険な地域は無いか。
―適切な経験を積める地域はどこか。
それらを調査するためだ。
少々過保護な気もするが、このギルドの目的はソナタ達が楽をするためのギルドではない。
この地から人々を解放する為のものなのだ。
折角育てた冒険者たちが脱落するような事は避けなければならない。
ちなみに、お供の二人は、、、新たに加わった少女達に鼻の下を伸ばしてばかりで邪魔にしかならない、という理由で某受付嬢に蹴りだされ、外出するソナタが押し付けられてしまったものだ。
「うーん。北、西、南と半径100KM探索してみたけど、、、今の処第4階梯あれば十分そうだな。KKGもあれ以来現れないみたいだし」
「ゲームでは、、、この辺チュートリアルエリアだったからねぇ。むしろ、KKGが居たのが驚きだね」
「例の、女王、が関係しているかもしれないでゴザルな」
ただ、仮にKKGだろうと瞬殺の実力を持つ3人。
偵察活動は、完全にピクニックと化していた。
と。
「!?アレ!」
東の砂漠地域に至って50KMほど来たところで。
そこに、居たのだ。
・・・KKGの、群れっ!
「そうか!タマランチ砂漠!ここに隣接していたのかっ!」
タマランチ砂漠。ゲームでは中盤で、それこそKKGに挑むレベルで初めて挑戦するエリア。
そして、
「大変だ!隊商が襲われてるっ!」
ソナタが走り出す。
至高を唱えるまでもなく、一瞬でモンスターの群れに躍り込むソナタ。
”愛のステッキ(LE)”を振り回し軽やかに舞い踊り回転すると、その動きに合わせ、KKGの腕が、首が、胴が、ゴミのようにちぎれ飛ぶ。
やがてその数がまばらになると、KKGの群れの奥から一際大きな個体が姿を現した。
「え・・・EKG!」
ソナタが驚愕する。
―その討伐標準レベル、なんと1000っ!
無論、ソナタの敵ではないが・・・一応油断なく対峙していると。
「おーい、旅の人!後は私に任せてくれ!」
その後方から、一人の剣士と、
「無問題!把后来委托给我们!」
(問題無いアル!後は任せるヨロシ!)
・・・チャイナ娘が現れたのであった。
テンプレなチャイナ娘が登場です。
波乱の予感?




