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闘いの跡☆彡

どうも。

下ネタが掛けなくて、呼吸困難で死にそうなくろすぐりんです(∩´∀`)∩


やっと闘いが終わって、、、これから某の時代が始まるでゴザル!

―それは、幼い頃の記憶。


―霞んだ向こう側に見えたのは大事な人で。


―幼く無力な自分がいくら手を伸ばしても


―その人から、炎から、距離は離れていく。


―泣き叫んでいた。奇跡を願う、幼い祈り・・・


―それに対する答えは


―無情にも炎と共に崩れていく、我が家だった。


―なおも諦めず手を伸ばし


(・・・な、た!)


―足をバタつかせて


(そ・・・た!)


―諦めてなるものかと、いつの間にか閉じられてしまった目を開け・・・









「ソナタッ!」


歪んだその視界に映ったものは、



―それでも分かる、満天の星空と。


―短くなった、黒髪。




「・・・義姉、さん・・・」

ソナタの額に手が置かれる。

ヒヤリとして気持ちがいいと感じられた。


「・・・」

何も言わず上を向いた彼女の手がちょっとだけ上がり。


ぽん、ぽんと二度。

額に下りた。


「・・・うん」

言葉の無いやりとりだが、何かが通じた様な気がした。


「でも・・・ごめん」


「ん?」


「髪・・・」


「ああ。ああ・・・暫く切りに行ってなかったから、丁度・・・良かったな・・・」


「ごめん・・・」


「ははっ!だから、ちょうど良かったんだって!馬鹿だなぁ!」


「でも、凄い似合ってる」


「おお、おお、そうか。とうとう愚弟も御姉様の美しさに気が付く日が来たか」


「うん。だって・・・」


そこでニヤリ、と。ソナタの口端が歪んだ。


「BBA度がホンのすこーし減っ・・・ごばぁっ!」


「アア゛ッ!死ねっ!やっぱり!神竜の生贄になって1回、いや100万回死んで来いっっ!」


ゴスゴスゴスッ!


「アデデッ!イダイッ!ちょっと待って…死ぬ!HPが・・・!本当マジに死んでしまうっ!」


いつもの戯れで、ソナタはやっと、死闘から生還した事を実感するのだった。



・・・



「それにしても・・・凄い事になってるな・・・」


しばし騒がしくした後。

ソナタは竜のいた場所。祠の跡地の巨大なクレーターを覗き込んでいた。


最後の激突から数時間経過したそうだが、未だにブスブスと煙が上がっている。

また、所々で放電が起きているのは黒閃光の余波か。


祠も当然の様に消失し、生贄の祭壇があった事を示すものは何もなくなっていた。


だが、ここで今まで失われた命が戻ることは無い。

報われない魂達は、今回の事で少しでも救われたのだろうか。


(・・・宗教、違うだろうけど。)


そうであると良い。

ソナタは犠牲者達を想い、手を合わせて祈りをささげた。




・・・


祈り終えた頃を見計らって。


「ソナタ殿」


ちょっとすえた臭いとともに。

ゴザルだった。


「リーダーの締め待ちで御座るよ」


クレーターを覗き込んていたソナタがその言葉に振り返ると、

ギルドの面々が揃っている。


「あー、ギルマスっていうガラじゃないんだけど・・・」


ちょっと鼻の頭をかいて。


「色々あったが、、、神竜は見事に撃破!町も巫女も守り切った。

 これはギルド全員の勝利だっ!行こう・・・凱旋だっ!」


「「「応っ!」」」



こうして、新生ギルド初めての闘いに幕が下りたのだった。


次からやっと下ネタが・・・の前に一コマ入れる予定です。

本当にすみませんm(_ _)m

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