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忍びのブリーフ…じゃなくてビリーフ(信条)にゴザルッ!☆彡

新キャラ登場です。(;´д`)

参謀ポコチーニ★902氏の立案した作戦。


メインとなるステップはシンプルに三段階。


一、巫女とソナタが途中で入れ替わる。

二、巫女が入っていると思い籠に顔を近づけた神竜に向け、ソナタが”イッカクサーっ!”で先制攻撃。

三、ひるんだ処でギルドメンバーが飛び出し、配置についてレイド魔術「スペル・マスター」を放つ


レイド魔術スペルマスターはポコチーニ氏の新作(?)で、威力もさる事ながら何より火属性の上位、炎属性で、氷の神竜にはおあつらえ向き。

もっとも詠唱は、、、いつもの通りだが。


あとは作戦遂行の前提として、神竜のレベルや他のモンスターがいないか、等不確定要素を排除する必要がある。


そして。


新生ギルドには、そんな偵察の場面にうってつけの人物が居た。


「ゴザール4世」


元々はトップギルドの一角「シーブズブリーフ」のサブマスター。

本当は「ブリーフ」ではなく「ビリーフ(信念)」にするはずだったのだが打ち間違った・・・らしい。嘘か本当かは微妙だが。


「影に生き、影に死ぬ。死して屍拾う者なし」とのプロフィールコメントに違わず忍者オタクの彼。

あらゆる隠密系のスキルと素早さ、器用さ等のパラメータに特化し、時にはライバルギルドのギルドハウスへ侵入し如何なる手段を持ってしたものか「お宝」を盗んでいく事から「怪盗ブリーフ」の二つ名を持つ。


もっとも盗まれた「お宝」は大抵の場合、、、無意味に下着だったりもするのだが。


兎も角そんな彼だからこそ、その役目に任命されたのだった。


山の中腹で。一つ目のステップ、即ち入れ替えをおえた一行はそのまま待機する。


まずは、先行して偵察のゴザルを送り出すためだ。


「ゴザルさん、こんな危険な役目をお願いしてしまって・・・」

ソナタが申し訳なく頭を下げるが、


「何何。某の本領発揮でござるよ、ソナタ殿。今は其方が某の主人…ああ!ややこしいでござるっ!…とにかく、主は主らしく、でん、と構えておられませいっ!」

どん、と胸を叩いて答える彼は忍者装束で隠しているが、結構豊満な・・・つまり肥満体型だったが、

ステータスの補正の為か身動きは素軽い様で自信に満ち溢れていた。


「では、行ってくるでござる」

ゴザル氏が詠唱を開始する。


隠匿の奥義、パーフェクトミラージュ(完全幻影)、第八階梯のゴザル氏オリジナルスペル。


「完璧だ…。某はベッドの下になど隠さない。きちんと机の引き出し二重底。秘宝はそこに隠していた・・・それなのに!ある日帰ると机の上に!某のお宝が!お宝がっ!お宝ぐわっ!綺麗に端を揃えて並べられっ!目に飛び込むは一通のメモ用紙ぃ!


『岳史が大人の階段をまたひとつ登った事、母も嬉しく受け止めていますが、、さすがに二次元の幼女は色々と不味いと思いました。早く卒業出来ると良いね♪』


だとぉぁあ?!?

BBA、てめえの血の色は何色だ!?

お宝がっ!お宝がっ!お宝がぁっ!汚されて!もう使う気にもなれない廃棄物っ!


今度こそ!今度こそ!今度こそ!この宝だけは完璧に!全てから隠し通して見せる!…完全幻影(パーフェクトミラージュ)っ!」




唱えると、姿形、気配、それと氏には気の毒で言えないが、独特のすえたくっさい臭いも。

全てが完全に消え去った。




「…で、岳史さんや。それって…、実体験?」

無慈悲なソナタの突っ込みに



「そ、そ…そんなことに、にゃいでござ、るよ?」

姿は見えないが、目が泳いでいるのが丸分かりだった。



「そ、それに!某は岳史等というリアルネームではないでござる、よ?…然らばごめんっ!」


そして、話題から逃げる様に消え去ったダメ忍者。

先行きの不安を感じずにはいられないソナタであった。


決して作者の実体験…ではないでござるよ?

然らばごめん!

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