朝起きたらドラゴンでした
「おいおい嘘だろ…!?」
手には青色の鱗に大きな爪、背中には尻尾とはねが
生えており、頭には硬くて鋭いツノが………
「いや待て待て待て!?」
拓也は大慌てでベットから起き、鏡を見た。
「え?!え!?これ、本物か!?え…!?」
いろんなところを触ってみる。鱗はザラザラしていて
めっちゃ鱗だ。ツノはかなり鋭くて、下手したら刺さりそう…
「あれぇ…?漫画の読みすぎでおかしくなったのかな…」
一回落ち着いて深呼吸をする。
焦っても何もいいことはない。とりあえず、今から
何をすればいいかを…
するとそのとき、机に置いていたスマホがなった。
『アラーム 9時』
「は?え?遅刻じゃね?」
学校が始まるのは8時半から。
完全にアウトである。
「あ、これ終わったぁ…」
どうしよう…と思いながら拓也は、
VRゴーグルを外した
「ん?あれ?外暗くねぇか?」
ふと時計をみると、9時…いや、PM9:00だ。
さらにはドラゴンの爪やらその他が全部なくなっていたのだ。
「…あぁ…これぇ…
「VRゴーグルつけたままちょっと寝てただけだ…」
終わり




