表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リンク  作者: yuyu


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

30/43

30話 約束と箱

 咲夜は、作製機に製作に必要な材料を入れて上に戻ろうとしたとき入り口に知佳がいた。


「どうしたんだ」

「車の話しようかと思って」

「そうだな、それでまず何を決める?」

「車体の形状」

「形状か、どうすればいいと思う」

「あの車は、実車どうりの構造になってるから上の構造体のデザインだけし直せばいいと思う」

「そうか、どんな感じのが良いと思う」

「無骨な感じで駅の広場に展示されている奴で良いと思う」

「そうか」


ここでいう、駅の広場は、知佳の家の最寄り駅であるターミナルに地元企業である自動車会社の車が展示されているのだがこの車を知佳は指していた。


「確かにあの車であれば上に乗りそうではあるけど他社だぞ」

「そこを何とかするのが咲夜の仕事」

「そうか、そうなると1回実車を作った方が良いか?」

「どうだろう、因みにあの車作るの幾らかかったの」

「製作機で500万Gに材料とシステムで400万G掛かっててなんやかんやで950万Gぐらいかかってると思う」

「そうなると、あの車を売るなら1500万くらいが妥当かな」

「でも、改造とか考えるともう少しいると思うがな」

「確かにいっそのこと官庁専用として2000万Gぐらいで売ったらいいんじゃない」

「そうするか」

「うん」

「まあ、詳しくは前島さんに聞くしかない」

「だれ?」

「署長さん、聞いてなかったのか」

「めんどう」

「そうか、いっそのこと今聞くか?」

「止めといたほうがいい、もう少し詰めた方が良いことがある」

「そうだな」


その後、瑠璃にお願いされた。ばねが完成するまでスペックを決めて行くことになった。そして結局試作で一台作ることになった。そして、車を作る初めに約束した車が作ることが出来てないことに気が付く咲夜だった。


ーーー


ばねが作り終わった咲夜は、ほぼ瑠璃のアトリエとなっている会議室にそのばねを運び入れて再度3階に戻って行った。そこでは、瑠璃とひかりが何か話あっていた。


「何話してるんだ」

「あ、出来ましたか」

「ああ、出来た会議室に入れといた」

「ありがとうございます」

「それで、何を書いてるんだ」

「服とか下着です」

「そうか」

「はい、咲夜さんはこの後どうしますか?」

「警察用の車を新しく作ることになったから設計をやり直すところ」

「そうなると私の方も大きく変わりますか?」

「どうかな、椅子とかは変化しないと思うけどダッシュボードとかは変わるかも」

「わかりました。下書きとかできたら教えてください」

「はい。後で500万G送っておくので」

「はい」


咲夜は、部屋に戻り設計のし直しをすることにした。同じように先に戻って来ていた知佳は、電気関係の設計を行っていた。前回は咲夜は、適当に取り廻して設計図に組み込んだのだがのそ取り廻しを見た知佳が汚いといって警察の車の設計に関する取り廻しは知佳がやることになった。咲夜は今乗っている車をすべて作り直すつもりはなく正面と背後の設計をし直すだけだったのでそれほど時間は掛からないと考えていた。


ーーー


咲夜は結局その日で設計を終わらすことは出来ず進捗としては4分の1と言った所だった。主な要因としてはサスペンションで、元あった場所とデザインが干渉してうまくつけることが出来ないと気が付いた咲夜がああでもないこうでもないと調整していくうちのドツボに嵌ったためであった。その問題に解決できずに困っていたところに流石に時間がと言った知佳が話しかけてきて今日は作業を止めることになった。因みに既に他の二人は、ログアウトしており残り二人の状態ではあった。


ーーー


そして、数日間咲夜は、ログインしては調整して設計をやり直すといった作業を続けて作業が始まって3日目に作業が完了した。結局エンジンもV12をV6にしたりとイレギュラーな作業も発生していたのでさらに時間が掛かっていた。そして、途中内装に関する設計が設計が出来ていたので瑠璃に渡して作業を進めてもらっていたのだがほぼ咲夜と同タイミングで出来上がったようであった。流石の作業量の多さで咲夜はリビングで伸びていたのだが狙ったかの様なタイミングで前島から電話が掛かってきた。


「もしもし」

「もしもし、前島です」

「はい」

「車の話をしようかと思い電話をしたのですが」

「ええ、日時を決めませんか?」

「流石に今からは無理ですよね」

「はい、さすがに」

「そうなると、明後日はどうでしょうか」

「明後日の日曜日ですか」

「はい、日曜日の13時からでも」

「その、13時は現実世界の日本時間のですよね」

「はい、咲夜さんは日本人ですよね」

「はい、日本で生活してます」

「問題が無ければその時間でも良いですか」

「はい」

「では、現実世界の日本時間で日曜日の13時からで」

「では、その日に」


咲夜は、何も予定が入っていないことは知っていたので約束をしたのだが知佳の予定を咲夜は知らなかったので若干心配にはなった。それを、先ほどから向かい側でだらけている知佳に予定を聞くと問題ないとのことだったのだが「私が行く必要があるのか」と言い出したのだが「あると」一言いうと付いて来てくれることになった。


「資材買いに行くか」

「何を買いに行くの?」

「オイルとか」

「そうね。私も何か面白い物があるか確認したいし」

「そうか、あの二人もいたら誘っていくか」

「うん、先に下りとく」

「うん」


咲夜は、会議室に行くことにした。最近は二人そろっていることが多く大概会議室で作業をしていた。

そして、今日も何時もの様に会議室で作業していた。


「お二人さん、買い物行くけど来る?」

「「行きます」」

「なら、下に降りとくから」

「はーい」


咲夜は、一階で車両の後ろにある物を付けていたそれは、息抜きと書いていた奴であった。それを装着していると準備を終えた二人が下りて来た。そして当然今まで付いていなかった大きな箱状で車と同サイズのであったので気が付いた。


「咲夜さん、これは何ですか?」

「これは、トレーラーですね」

「こんなのあるんですね」

「まあ、ありはします」

「お兄ちゃんでもこんなのいらないでしょ」

「うーん、前回のことがあるし今回は後部座席も使うからな」


前回買い物に行ったときは、後部座席まで使ってまで満載にしたのだから今回は人数も増えているのであっても問題なかった。因みにこのトレーラーにもナンバープレートが付いておりこのナンバープレートは、車とは違うので先に電子端末から牽引するときに使う車のナンバープレートを登録しておく必要があった。そして、引くためには免許が必要だったのだが、息抜きと称してその免許も2時間ほどの座学と実技で取っていた。そんな説明になていないような説明で満足したのか諦めたのかわからないが二人は車に乗ったので前回も行った店に出発した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ