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リンク  作者: yuyu


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25話 同衾?

咲夜は、知佳の家のシャワーでシャワーを浴びて浴室を出てリビングに戻ると、先にシャワーを浴びた知佳が珍しくテレビを見ていた。


「どうしたんだ。珍しくテレビを見てニュースか?」

「うーん、この法案が通るか見てた」


知佳が座っているソファーの後ろに回って画面を確認すると国会で激しく話し合っている議員たちがいた。近年議員の男女比は女性の方が多いといった状況だった。そもそも論日本での男女比自体も女性の方が多く男性が足りていないのが現状だった。そして、男性一人に対して複数の女性を抱えている場合もありそれが問題になっていた。その解決案として複婚を認めるかの採決を行っていた。


「どっちになりそうなんだ」

「なんとも言えない、与党は賛成みたいだけど、野党が」

「反対なのか」

「うーん、そもそも与党も反対の人が居たりするから半々かな」

「結果によるといった感じか」

「うん」

「それにしても、揉めてるな」


本来であれば国会は終了しており国会議事堂は静かなはずなのだが未だに続いているということを考えればそれだけ議論が影しく交わされているということだろう。



「最後まで見るのか?」

「うんん、さすがに明日は学校だから」

「そうか、で俺はどこで寝ればいいんだ」

「こっちに来て」


知佳は、ソファーから立ち上がる時に右手の親指以外を手のひらに付けたりそれを広げる行為を2度するとテレビの画面は暗くなった。これは、先にある動きと操作を登録しておくとそのコマンドが実行されるというものだった。

この家の部屋の配置に関してはほとんど咲夜は知っているのだがすべての部屋については知らなかった。そして、咲夜が知る部屋の中にベットがある部屋は無かった。そして、案内された部屋は、咲夜も予想していなかった部屋だった。


「この部屋」


その部屋には、キングサイズであろう大きさのベッドが1つ置いてあった。そして、部屋の中に置いてあるものを見るに明らかに知佳の寝室だった。


「おまえ、これお前の寝室だろ」

「うん、そうだけど」


知佳は、そのベットに腰かけていくつか置いてあったクッションを抱きしめた。その姿は、幼く見えるた。ベットのサイズだけで見れば二人で寝るのは問題ないのだが、男女二人というのが問題だった。


「他の部屋はないのか」

「あるよ」


知佳の回答は非常に簡単に答えてしまったので昨夜は逆に驚いてしまったのだが咲夜は同時に疑問に思った。であれば、なぜそこに案内しないのかと。


「なぜに、何故にこの部屋?」

「逆に、聞きたいけど夫婦の寝室で寝たい?」


個々での夫婦の寝室とは、知佳の両親の部屋だ。そして、知佳の両親は、ここ数年東京に出張しておりこの部屋の寝室は数回しか使ったことは無い。そもそも知佳の両親は上の2個上の階に別の部屋を持っているのでこっちに戻ってきたとしても使うことは無いのだがなぜか知佳は律儀に両親の部屋を用意していた。そもその両親が勝った部屋には、家具が全くないのでこの部屋を使うしかないという理由があるのだが。


「それは、できないが」

「なら仕方ない」


それだけ言うと、知佳はベットに横になり咲夜を手招きしてきた。

結局、咲夜は知佳と一緒に寝ることになった。


ーーー


咲夜がベットに入ってから1時何ほど経っていたのだがまったく寝付けていなかった。逆に知佳はしっかり寝ている様であった。あの昼寝で数時間は寝ていたのだが足りなかったようであった。咲夜は窓際に置いてある一人掛けのソファーに腰かけていた。それは外がみえるように若干窓側に向くような形で配置されていた。時間を確認してみると2時と表示されていた。普段は3時に寝て6時とかにたたき起こされるので3時間睡眠が身体にしみついてしまっていた。咲夜が外を1時間ほど見ていたら、トイレで起きたのかわからないが知佳がこっちを見ていた。


「どうしたんだ」

「寝ないの」

「うーん、そろそろ眠くなっては来たけどまだ寝ないかな」

「そう」


ベットから降りて来た知佳は向かいのソファーに腰掛けた。


「何考えてるの」

「うん、無いも考えてないよ」

「嘘、何か考えてる時の顔してる」

「ヴィジオンのことだよ」

「あのこと」

「そう」


短い会話だったのだが知佳は理解したようでその後は何も話してこなかった。そして10分ほどして流石に眠くなった咲夜は横になることにした。当然知佳のベットで。


ーーー


知佳の部屋は方角的に朝日が直接入って来ないのだが市内ビルに当たったひかりは当然入って来るのでそのまぶしさで昨夜は珍しく自身で普段の時間より早く起きたのだが問題が起きていた。そしてその問題が解決できずに既に30分ほど横になっていた。


「俺は、窓側で寝たよな」


実際咲夜は、窓側の端で知佳は、ドア側で寝ていたのだが今は逆転していたそしてそれは些細な問題だった。今一番の問題はそのドア側に寝ていた知佳が窓側に移っておりそして咲夜を抱き枕のごとく抱かれており顔は咲夜の胸元に埋まっていた。当然知佳との距離はゼロ距離で当たる物は当たっていた。知佳は低身長ながら出るところは出ていて引っ込むとことは引っ込んでいた。そんな身体が抱き着いているのだから当然男である昨夜からしてみれば問題大ありではあった。


「どうやって、剥がそう」


自宅よりは学校が近いので普段よりはゆっくり出ることが出来るのだがいつまでもこうしておくことは出来ないので流石に準備をはじめたかった。結局咲夜は、揺すって起こすことにした。


「知佳、朝だ起きろ」

「うーーーーん」

「知佳」

「起きてる」

「その反応は、起きてない」

「起きてる」

「なら、話してくれ」


そう言ってもなかなか離してくれなかった。結局、咲夜はちょっとずつ腕を動かしなして拘束から抜け出した。始めからこうすればよかったのだがそこはご愛嬌と言ったところだろうか。その後は、寝巻のまま昨夜服を買った帰りに寄ったスーパーで朝食の材料を買っていたので朝食の準備をすることにした。

なんやかんや、朝食を作っているうちにいい時間になっており知佳を起こしたりする時間を考えるとギリギリではあった。朝食の準備も終わり制服に着替えようと宅配ロボット宅配コンテナ置き場に取りに行った。このコンテナ置き場は、各家庭にあるといっても問題ないぐらい普及しており、ほとんどの家にある当然咲夜の家にもあた。このコンテナ置き場は、宅配車両のコンテな部分が直接置かれて代わりにその置き場に置いてあった空のコンテナを持っていくシステムになっていた。そして、このコンテナ置き場は大概のマンションは地下や一回にまとめて置かれるのだがこのマンションは上まで届けられる。流石高級マンションと言ったところだろ。

その、コンテナ置き場で昨夜のうちに届いていた制服とタブレットを回収して知佳の状況を確認しに寝室に入るとそこには伸びをしている知佳がいた。


「お、起きたか」

「うん」

「朝食準備できてるぞ」

「ありがとう、着換えるならパソコンの部屋使って、私も着替えるから」

「了解」


その後制服に着替えた二人は朝食を取って学校に行く準備をしていった。もっと準備するのは知佳だけではあったのだが。


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