12話 金属
コンテナをすべて運び出した後瑠璃は、作製機で紙を購入して咲夜が作った机がある部屋にで作業すると言って3階に上がって行った。咲夜は、することが無くなり街の中を探検するか、免許の取得するか迷った。だが移動にしても何をするにも移動がしんどいため取得が可能になった免許を取得することにした。
本島で免許取得が可能な場所は初期位置のタワーだった。いつのようにタワーまで30分程度かけて歩いて行ったのだがパトカーが走っているのが確認できた。そして免許自体は取得できたうえに不安ではあった物の現実世界と同じシステムになっていたことで問題なく取得できた。免許の試験は自体は筆記と実技があり1時間ほどで終わったのだが同じように受けたプレイヤーは落ちていたのでこの試験自体の難易度は分かるのだが受験料自体が30万Gと高いため落ちたら結構しんどい金額ではあったが咲夜が運転可能なサイズは全長が6m以内のものであったが咲夜が欲しい物は大型の免許であった。
「車どうしようかなー。作ったとしてもナンバープレート取らないといけないし」
ヴィジオンでも現実世界と同様にナンバープレートが付いているのだがこの世界の特有で地域ごとに種類が変わるのではなく1種類しかなくその上そのナンバープレート自体はAIによって管理されているた。そのため新しく自身で作った車両は一旦、作製機かその車両を指定の場所に持ってい行くことで取得できるのだが、持っていく時事前に許可を取っていく必要があるだが。
タワーから出てしばらくして小型機の操縦免許を取っていないことを思い出しタワーに戻ることにしたのだが小型機の免許はタワーでは取得できないうえに咲夜自体も操縦方法が分からなかったので、その場で取ることは諦めることにした。
ーーー
拠点に戻ってくると例のスペースに大量の家具が置いてあった。
「只今、戻りましたー」
「あ、お帰りなさい」
「帰りました。それにしてもすごいことになってますね」
「ええ、少し調子に乗ってしまってこんだけ作っちゃいました」
確かにスペースが良い感じに埋まっていることを考えれば作りすぎの様に感じるのだが3階の広さを考えると当然の量にも感じた。
「これぐらいは、必要なのでは」
「ええ、多分少し足りないぐらいなのですが結構な量の材木使ったんですが大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫ですよ。必要であれば、少ししかないですけど銀とか金とか使っても大丈夫ですよ」
「良いんですか、使いたかったのでうれしいです」
すると、資材を置いている部屋に素材を取りに行った。そんな姿を見ながら咲夜は、出来ていてエレベーターの前に置いてあった。家具をエレベーターの中に入れて3階に持って行った。
さすがに4時間程何も食べていなかったこともありお腹が空いているように感じたのだがこの家でのキッチンにどういった物があるのかわからず瑠璃に聞いたところ冷蔵庫にあると言い嬉々として家具を作っていた。
ーーー
咲夜は、あの後言われた通りに冷蔵庫に入っていたサンドイッチを食べていた。その時に使っていた机と椅子は先ほど一緒に上げた物であったが作製機の精度が良い上にデザインも建物自体に合っているためあまり浮いてはいなかった。食べ終わった後もゆっくりしていたのだがエレベーターが上がってくる音が聞こえ玄関に行くと大量の家具と一緒にいる瑠璃がそこにいた。その後は、瑠璃の指示のもと家具を配置していったのだが咲夜の机は非常に大きいくL字型になっていた。
「ひとまずできました」
「お疲れ様です」
「はい、楽しくなって。あの後ずっと作ってました」
その発言に少し引いてしまったが、それでも満足はしていないようでこの後布や糸、カーペットを買いに行くとのことだった。同時に咲夜や自身の服も作るようであった。
「そう言えば、咲夜さん免許はどうなりました?」
「無事取れましたよ」
「それは、良かったです。それでなんですが車はどうするんですか?」
「どうするとは、どういうことですか?」
「買うのかということです」
「どうしたほうが瑠璃さん的にはどうですか?」
「えっと、作るんではないんですか?」
「そんなつもりはなかったんですが何でですか?」
「エンジンが大量に作製機がある場所に置いてあったので」
「そう言うことですか。逆にどっちが良いですか?」
「私的には、好きなSUVがあるのですがそれを作って欲しいんですが」
「どんな奴ですか?可能であれば、書いて貰うと助かるんですが」
「わかりました。30分ほどください」
瑠璃は、そのまま食卓でどんな車が欲しいのかを書いていたのだが咲夜はアップデートで追加されたあるシステムを購入するために作製機に来ていた。
「これかな?」
そう言いつあるボタンを押すと電子端末に請求が届いた。金額は100万Gと高額ではあったがそのおかげか咲夜が作っていたエンジンにも接続可能でその接続方法も同時に電子端末に送られてきた。支払いが終わると同時に今まで聞いたこともないような音を立てながら無の状態から製品が出来上がって行った。
ーーー
それから、宣言どうりに20分後に瑠璃が3階から降りて来た。手元には、先ほど部屋に入るときに手にしていた紙があった。
「咲夜さんん出来ました]
「見せてもらえますか?」
「はい」
瑠璃は、3階に置いてあった机が1階のスペースの端に移してあった。そこに広げられた紙には、アメリカ製の自動車のでサイズも非常に大きいと予測できた。
「これ、全長覚えていたらで言いので教えてもらえませんか?」
「確か、5m強ぐらいの全長だったと思います」
「あー、この世界に同じようなサイズを作ることは出来ますがどうします」
「今後のことを考えれば大きい方が良いと思います」
「じゃあこのサイズで行きますか」
「はい、あとこの車の内装を任せてもらえませんか?」
「構いませんがそうなると、内装はどんな素材を使いますか?」
「うーん、現状だけ考えると布になるんですが本革をいずれ使いたいですね」
「そうですよね。試してみたいことがあるんですがそれが出来るかが不安ではあるんですが」
「もしかして、フルカーボンにするんですか?」
「知っていたんですか私がカーボンを取得していることを」
咲夜が驚いたように反応したことが面白かったのかクスクス笑い出した。
「すいません、ただのカマかけで先ほどのアップデート中に取得された特許を確認していると本島で取得されていることが分かったのでもしかしてと思いまして」
「そう言うことですか」
実際アップデートの一つに取得地域が確認できるようになっているためある程度その人物に対して理解があるのであれば不可能ではなかった。
「そう言うことですか。でもフルカーボンにはせずに金属製にはします」
「どんな、金属にするんですか?」
「それは、秘密です」
「そうなると逆に気になるんですが」
「そんなに時間はかからないと思うんですがこの形を作り出そうと思うと少し時間が掛かりそうな気がするんですか大丈夫ですか?」
「それは、大丈夫なんですが移動はどうしますか?」
「そうなると、小型の仮でSUVを1台作りますか?」
「それは、私にとっては良いのですが、大丈夫ですか?」
「まあ、不要になったら他のプレイヤーに売却してしまえばいいので」
「はい、ところでさっきから何を書いているんですか?」
咲夜の手元には、毎度の様に製作書があったのだがそこには素材の組み合わせに付い書かれていた。
「えっと、銅が4.2 %、マグネシウムが0.5 %、マンガンが0.6 %、アルミニュウムが94.7てこれは何ですか?」
「ジュラルミンですよ」
「ジュラルミンて何ですか?」
「アルミの合金ですよ」
「そんなものがあるんですね」
「結構昔に開発されていろんなものに使われていたみたいですよ」
「そうなんですね」
「ええ、先に取って来るので素材を取ってきますね」
「わかりました。私は、内装を考えてきます」
咲夜は、素材が置いてある部屋で例の4種類を回収して製作機に入れて取得を問題なくクリアした。咲夜がこれがこれほど難なく特許が取れ続けているのは大量の素材をゲット出来ていたことが要因の一つではある物の同じようにこの素材のコンテナを獲得したプレイヤーはこれをNPCにそのまま販売して収益を上げている物もいた。




