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リンク  作者: yuyu


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10話 アップデート

 二人でコンテナ内の物品の確認をしようと残り2つを二人で確認しながら開けていると自身の正面にアナウンスが流れた。


 {数時間、システムの変更を行いますそのため10分後に全プレイヤーを強制ログアウトします}


そういった。アナウンスが流れて二人は顔を見合わせた。


「えっと咲夜さん、これはー」

「文章の意味のままだと思います」

「そうですよね。何の変更があるんですかね」

「うーん。可能性として一番ありそうなのが1日の時間変更な気がします」

「1日の時間ですか、確かにありそうですね」

「ええ、2時間半が一瞬でなくなりますしね」

「コンテナの確認でどうしますか?」

「また今度にしませんか?さすがに時間も時間なので私は寝ます」

「咲夜さん、寝るんですか?」

「ええ、現実世界で既に5時なので」

「そうですか、そうなると私も寝ます」

「では、自室で寝ます」

「私も、自室で寝ますのでではおやすみなさい」


そう言って瑠璃は、エレベーターで上に上がって行ったが咲夜は、コンテナの扉を閉めて再度コンテナ自体の場所を軽く動かしてから戻ることにした。


ーーー


咲夜がログアウトしてベットから体を起こすとひかりが咲夜のパソノンの前で寝ていた。それを確認した咲夜は、ひかりに毛布を掛けてからシャワーを浴びに一階に降りた。すると既にリビングには、両親が居た。


「おはよう」

「おはよう、咲夜。今日は、土曜日なのに早いね」


普段咲夜は、遅くまでゲームをして土曜日は昼頃に起きてきてそれから日曜の夜までゲームを続けるという週末を送っている。


「さっきのさっきまでゲームしてたからね」

「今は、何をしているんだ」

「ヴィジオンをやってるよ」

「それは、最近人気なゲームなのか?」

「微妙だね。2日前に始まったゲームだから何とも言えないがただしいかも」

「そうか、最近はいろんなゲームが出て来ては消えるからわからん」

「でも、今回は人気になって行くような気がするんだ」

「咲夜、ゲームばかりしちゃう駄目よ」

「わかってるよ」


何時もの様な光景であった。両親は対外朝が早い上休日も仕事に行くためいつもこうだった。数十年前から労働基準が厳しくなっているのにも関わらず仕事が楽しくてたまらない二人は完全にワーカーホリックだった。


「そのゲームは、咲夜にしてはどう思う」

「どうとは?」

「なんて言った良いんだろう、難易度的なことかな」

「うーん、完全にプレイヤーの能力に依存してるから知識が多い人が有利に進んでいく感じかな」

「そうか」

「珍しいね。父さんがゲームについて聞いてくるなんて」

「動画サイトで何回かみたからな」

「あー、現金化できるからゲーマーにとっては良いのかも」

「生活費を稼げるということか」

「うん、でも結構厳しいと思うけどね」

「そうか」


咲夜の回答に満足したのかそれ以降話しかけることなくいつの様にはブレットでニュースを見ていた。


ーーー


そのまま、シャワーを浴びてから玄関から音がしたので行くと出勤の準備を終えた二人がいた。


「もう、行くの?」

「うん、行って来る。戸締りよろしくね」

「行ってらっしゃい」

「「行ってきます」」


二人を見送ってリビングに行くと食卓に朝食が置いてあった。それを見たと同時に外から甲高い独特の音を立てるスポーツカーが通って行った。この甲高い音の正体は二人が好んで乗っている国産のスポーツカーであるのだが両親のはエンジンがさらに改造してあるがために音がさらに大きくなっていた。このスポーツカーは人気が高く市場価格でも高価になっているため乗らずに飾っている人の方が多い代物であった。


「上で、食べるか」



用意された朝食を持って自室に戻った。パソコンの前には、出て行った時とは変化なくひかりが未だに寝ていた。咲夜は仕方なく、持ち上げて自身のベットに寝かせることにした。


「重、ひかりまた筋肉付けたな]


こんなこと本人に聞かれてしまえば烈火のごとく怒るのだが当の本人は運ばれたことにも気が付かず気持ちよさそうに寝ていた。そして、いつものようにひかりのデスクチェアが運び込まれていた。


「あいつ、何で毎回持ってくるんだ」


その、チェアをどかしてから朝食を取りだした。朝食自体は普段は、ひかりが作るのだが昨夜は、遅くまでヴィジオンをしていたために起きていなかった。咲夜はヴィジオンのアップデート内容について確認していた。アップデート自体は2時間ほどで終わるようであったがその内容に驚いてしまった。


・1日を5時間から8時間に変更

・特許技術に関して登録されることで他のプレイヤーも自由に作成可能から特許保有者が許可、制限を付けることが可能にまた、料金は法外でなければプレイヤーが決定可能

・運転に関する難易度の修正

・そのたバグを修正


そう書かれていた。実際咲夜は、1日自体の時間に付いては結構不満の思っており5時間であるがために昼間と夜間のギャップを楽しめていなかった。

ヴィジオンのアップデート内容について確認が終わってからは、特許技術に関しての項目を確認していたのだが、これと言っていいほど大きな変化はなく未だにエンジンに関しては咲夜が取った物しかなく大きく変化があったものと言えば、服など装飾品が大きく増えているだけっだ。


「エンジンの種類増やすのもありだな」


そう言って、航空機用のエンジンを覚えていた時と同じようにエンジンを覚えていたのだが今回の種類が多くV12 、V10、V8、V6、直6,直4といった6種類のエンジンを覚えていたのだが咲夜からしてみれば大きな変化がなくVと直の2種類を覚えているような感覚だった。そんなことを2時間程度しているとベットの方で動く音がした。


「うーん、良く寝た」

「ひかり、起きたかー」

「え、起きたけど何でお兄ちゃんがいるの」

「何でって、ここ俺の部屋」

「え、うそ」


そう言って周囲を見回した。


「あっ、ほんとだ」

「だから、そう言ってるだろそもそも、ひかりの部屋なんて勝手に入らないし」

「当然でしょ、レデイ―の部屋に入るなんて」

「レデイーじゃないだろ」

「レデイーでしょうが、こんなセクシーなのに」

「セクシーじゃないし、お前また重くなっただろ」

「重くなってないし」

「そうか、朝ごはんどうすんの」

「うーん、コーンポタージュにしようかな」

「なら取ってこいお湯作っておくから」

「大丈夫、全部ここにあるから」


そう言って、ベットから降りて入り口近くの流しの下からコーンポタージュやスプーンを出した来た。

その後いつものようにお湯を沸かし始めた。


「お前いつの間にそんなもの置いてるんだ」

「結構前からだよ、他にもいろんなものがあるよ」


そうしたら先の場所から、お菓子が大量に出て来た。


「お前お菓子ボックスにしてるだろ」

「だって、部屋においてたら食べちゃうし、お兄ちゃんのは机の引き出しに入れてるから大丈夫かなと思って」

「うまそうなのがあったら勝手に食ってやるからな」

「それは、良いけど。ここに置いといて大丈夫なの?」

「賞味期限だけは気を付けろよ」

「はーい」


その後はヴィジオンのアップデートを待っていたのだがあることが気になり自身のヴィジオン内でのデータを確認すると急速に所持金が増えていた。


「うげ」


その声に驚いたのかもう一つのパソコンをいじっていたひかりがのぞき込んできた。


「うわー、所持金とんでもないことになってるけどれいくら」

「えっと、約1686万Gだね」

「現金化したら150万円じゃん」

「ひかりのはどうなってるの」

「私は、そんなにすごくないと思うよむしろ減ってると思うけど」


そう、言いつつも自身のページを確認するとひかりのもまあまあ良い金額を持っていた。


「ひかりも良い金額持ってるじゃん」

「でも、お兄ちゃんと比べると全然じゃん」


そう言うひかりも160万Gとなっていた


「今後は、増えるんじゃない火薬とかが作られるようになるから」

「そうかな、一旦借りたお金現金化して返そうかな?」

「いいよ、ゆっくりでどうせ現金化するにしても手数料とかでなんやかんや消えるから」

「うん、そうだ。お金が増えすぎた時はお兄ちゃんに送り付けるから」

「おい、やめろ俺が破産するわ」

「じゃあ、お兄ちゃんの会社に投資ということで」

「まあ、この後決めよう」

「はーい、それより何でそんなに増えてるの」

「えーっと、ベアリングとチェーンで増えてるわ」

「それが、増える要因になるんだ、それより何でベアリングなんて取ったの?」

「なんとなく書くことも簡単だったから、ついでに取った」

「ついででこんなに儲かったらラッキーすぎるよ」

「そうかなー」

「そうでしょ」


そんなことをしていたのだがあることが気になっていた。


「そう言えばひかりは何でこの部屋に居たんだ」

「あ、そう。建物借りるのはどうなったの?」

「借りることにしたよ」

「そうなんだ、条件はどうしたの?」


咲夜は、条件に付いて話すと腑に落ちたようだった。


「あと、聞きたいこともう一つあって、ルーレット回した?」

「ルーレット回したよ」

「そうなんだ。それいつ気が付いた?」

「えっと、ログインしてみる直ぐだったよ。どうして?」

「いや、さっきのさっき気が付いてルーレット回しに行ったから」

「そうなんだ。気が付くの遅いw」

「笑うな、それで何が当たったの?」

「えっと何だったっけ、そうだ思い出した」

「なんだった」

「なんか、変な土地だった」

「どこの、ここの近くの土地でそんなに広くはなたっかけど」

「それは、ラッキーなのか微妙だな、売りはしないの?」

「考えて実際のやってみたけど80万Gにしかなら売らなかったけど。お兄ちゃんは何だったの」

「40フィートコンテナ3つ分の資材」

「は?40フィートコンテナ3つて結構な量じゃない」

「うん、でも詳しい内容物と量はわかってない」

「お兄ちゃんには、ちょうどいいじゃない。そうなると引っ越していて良かったね」

「確かに、それと今ヴィジオンはアップデート中だからログインできないよ」

「え、マジで?」

「マジで、でも、後1時間ぐらい終わるんじゃない」

「それなら、良かった。農場行きたかったし」

「おまえ、農家なの」

「うん、結構広い土地を借りてお米作ってる」

「そんなにすぐに出来るのか?」

「うーん、説明書には半年掛かるって書いてあった」

「時期的に少し遅くない?」

「うん、なんかそこはゲームパワーで冬が挟まない限り出来るみたい」

「それは、便利なのか」

「うーん、まあ水田以外にもトウモロコシ作っているから大丈夫」

「まあ、特許もあるから大丈夫か」

「うん、何とかなると思うよ」

「本島には、来ないの?」

「うん、今のところ行く予定はないかな。知ってる本島に行くための料金?」

「知らない、いくらなの?」

「150万G」

「高っか」

「しかもこれが最低価格で近いところだから、遠くなるともっと高いと思う」

「うげ、移動するなら自家用機とかになるのかな?」

「そもそも、買える人も限られるじゃない」

「そうだろうね、でもいずれは本島に来る人も増えるだろうけど」

「そうだねー。もう一回入り直すの?」

「うん、もう一回入ってから寝る」

「私もこの後入る」


結局その後もエンジンを軽く覚えていたのだがパーツの大きさを統一して覚える量を減らして行った。


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