表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

寝坊ありがとぅ〜!!!

作者: 漏水ミミズ


寝坊しました!

でもそれがなんだ!


わたしはロボットじゃない!

毎日毎日働いて

毎日毎日6時に起きて

…なーんてできるわけがない!


そりゃあ、

夜更かしした〜 とか

目覚まし時計をかけ忘れた〜 とかなら

「コラッ!」

って言われて当然だけど


わたしはちゃんとやって、

その上で目覚まし時計のサウンドすら無視して

2時間体が動かなかったのだから仕方がない!


「次からは気をつけてください」だぁ?

アホか!働いて働いて、身体の限界がきて

身体ちゃんが「うぅ…もう無理ぽよ…あと2時間は寝ないと回復できないぽょ…」

って言ってきてくれたんだ!

それを無理やり来いというのはつまり、過労死で死ねってか?


寝坊ってのは身体が素直に休息を求めてくれた時間なんだ

こんな価値のある時間はないで!?


ほんとは有給とってもいいんだ

それをたった2時間の睡眠でカバーできるんだから

むしろ会社は寝坊に感謝しろってもんさ


だからわたしは堂々として会社に向かうよ

何食わぬ顔でオフィスに挨拶をするよ


遅れてきた、だから、どうした?


わたしの日頃の仕事に対する態度と生産性を知って、

君たちはわたしを責めることができるのかね?

身体は資本だ。

なーんならわたしが回復するまでの2時間よりも有益な成果を、はたして君たちが上げられたのかね??


だからわたしは堂々として会社に向かう


遅刻、ありがとゥ〜!!!!!

わたしの身体、ありがとうゥ〜!!!!







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ