7.決断
目を開くとそこにはバートルがいた。
「ようこそタケル様 課金の館へ。」
バートルは丁寧な口調でまた言った。
俺はバートルに言った
「あの剣は一体なんなんですか、強すぎる。」
バートルはこちらを見つめて答えた。
「あちらの剣はSR雷剣ガルニエでございます。」
俺の求めてる答えと全く違う回答がきた。
「いやいや、そういうことじゃなくて、威力おかしすぎるしょ!そして、ステータスも上がったし。」
バートルは俺を見つめて答えた。
「タケル様のいる世界ではあの剣は国宝クラスの物なのですが、それ以上にタケル様には、課金の館でてにいれたものを装備すると、ステータスが上がるという固有スキルが備わっているようです。」
俺はいろいろと驚きを隠しきれなかった。
「国宝クラスの剣だと・・・ しかも、俺にはステータスが上がるスキルがあるのか。」
俺は察した、ステータス欄に読めない文字が書かれていたのを。
「バートル、ステータス欄に読めない文字があったんだが、それがスキルなのか?」
バートルは首を縦にふり答えた。
「そうでございます。そちらには武具覚醒と古代の文字で書かれております。」
「武具覚醒、そんな事がかかれていたのか。」
バートルは少し間を開けて答えた。
「ところでタケル様本日はどのようなご用でしょうか。」
「今回もガチャを引きたい。メニューを見してくれ。」
「かしこまりました。」
バートルはメニューを俺に渡してきた。
メニューを見ると
通常ガチャ 1回 10000qr
11回 100000qr
とだけかかれていた。
ああ、俺が初心者スタートアップやったからなくなったのか。
俺は手持ちを見ると10010qrあった。
どうやら、先ほどの魔物を倒したため10qr貯まったようだ。
「バートル通常ガチャ一回やるよ。」
俺はバートルに10000qr渡した。
バートルは前回どうよう巨大なコインを渡してきた。
「これを目の前の魔方陣にセットしてください。そして、下がってお待ちください。」
俺は前回とは違いすぐにセットした。
魔方陣は地響きと共に光だした。
光は放たれた。しかしその色は青色のまま、剣が出てきた。
俺はレアリティーが低いのがでたと察した。
バートルは俺にその剣を渡してきた。
「ノーマル武器 星鉄の剣でございます。」
俺は落ち込んだ、またお金ためないといけないのかと。
バートルは棚からなにかを渡してきた。
「こちらガチャのおまけの復活の結晶です。死が迫ったとき、それを無効化します。」
俺はありがとうとそれを受け取った。
星鉄の剣を装備して鏡をみると力のステータスは220になっていて、体力も100になっていた。
どうやら、2つステータスがあがるようだ。
俺は再びバートルにお礼をいって元の世界へ戻った。
目をあけるとシリーがいた。
「タケルさん、また剣変わってますよ!どうなってるんですか!」
俺は課金の館の事を説明した。
シリーはまた驚いていた。
「課金?タケルさんといると驚く事ばかりですね・・・ でも装備するとステータス増えるなんてすごいです!」
「でも、お金稼がないとなー、ガチャを引けない。」
俺がそういうとシリーは考えていった。
「そうですねお金ないとなにもできません。私もお金全然ないのです。」
シリーは続けて話した。
「あ!タケルさんクエストしませんか?私達冒険者は魔物ハンターとして、依頼所からクエスト受けますよ!。」
俺はシリーの提案に乗ることにした。
「なら、依頼所にいこう。どこにあるんだ。」
シリーは地図をだして指を指しながら答えた。
「今私達がいるのはビルー村なのですが。少し先に大きな町 ガイセルがあるんです。そこに依頼所あるので、目指しましょ!」
「わかった、とりあえずガイセルを目指そう。」
シリーは俺をみて行った。
「でも、今日は宿でやすみましょう!出発は明日からで。」
そうだなといって
俺は疲れているのもあり、部屋に戻ると寝てしまった。