4.ステータス
俺は休んでいる間に彼女の事をいろいろ聞いた。
彼女は幼い頃に親を魔物というものによって殺されたという事。
どうやら俺がみた、3本牙の奴も魔物らしい。
それで彼女はその親を殺した魔物を倒すために冒険をしてるらしい。
俺は素直に彼女は凄いと感じた。
シリーはおれを見て言った。
「あ、そうだタケルさんに魔物との戦い方教えますよ!」
「外へいきましょ!」
俺の手をとり近くの草原にきた。
俺は正直乗り気ではなかった。
「俺は力もなければ魔法も使えなかった。どうすればいいんだ。」
シリーは少し考えてこう言った。
「基礎ステータスみてみましょうよ!なにか能力凄いのあるかもしれません。」
どうやらこの世界にはステータスというのが見れるらしい。
シリーは小さな鏡のような物を出した
「この鏡を見てください!。ステータスが映ります」
俺は恐る恐る鏡を覗いた。
鏡が光だし、なにか文字が出てきた。
レベル 1
体力 10
力 3
魔力 1
スピード 1
◯◯◯◯
そして、読めない文字でなにか下に書かれていた。
俺はその出ている情報をシリーに話した。
彼女はとても驚いていた。
「え、それって本当ですか?ありえない・・」
俺はその言葉の意味がわからなかった。
彼女は俺から鏡をとり自分を見た。鏡が光だし彼女は自分のスキルを言った。
「私はレベル20 体力250 力200 魔力150 スピード100 タケルさん弱すぎます!」
俺はあまりにも差があり驚いて言葉が出なかった。
彼女は俺を見つめて続けた。
「この世界でレベル1は生まれたての赤ちゃんと同じです!私よりも強い人はたくさんいますが、タケルさんは弱すぎます 5歳の男の子だってもっと強いです」
俺はなにも言えなかった
「おじいさん、なんで俺はこんなに弱いんだ・・・」