表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レベル1なのに課金で強くなった件  作者: 雨空 翔
異世界へ ガイセル編
2/23

1.転生


「・・・先輩」

「起きてください」


「先輩、起きてください!!」


とてもかわいらしい声、でもその声は聞こえたが、俺は目覚めることはなかった。


そうか、俺は死んだんだ。

なんだこのなにもないけど、明るい場所は。

ここは天国か? そう脳裏に浮かんだ時どこからか声が聞こえた。


「そうじゃよ、天国じゃ。」


とてもはっきりとした、おじいさんの声が聞こえた。


「誰だ!」俺は思わずそう叫び、あたりを見回した。


ふぉっふぉっふぉっ そうわらう声が聞こえると、突然上から誰か降ってきた。


ただ、それが何なのか、俺は眩しくて見るとこが出来ない。


しかし数秒後それはわかった、目の前におじいさんが立っていた。

でも服装はスウェットを着ているいかにも普通のおじいさんがそこにはいた。


俺は、びっくりして、言葉が出ずにいると、そのおじいさんは続けて話した。


「お主はずいぶんかわいそうな死にかたをしたんだのぉ」


そういうとおじいさんは、俺の肩を触り見てきた。

ただ、俺はなにも覚えていなかった。


「俺は、どうして死んだんだ?」

そう目の前のおじいさんに聞いた、そのおじいさんが誰なのかはどうでもよく、俺はどうして死んだのか気になった。


「今は、言うべきときではないんじゃ。」

そうおじいさんは下を向き言うと続けた。


「じゃが、次の人生で目的を達成した時お主にすべてを教える。」

俺はいろいろとびっくりとした。

「え、次の人生?俺はすぐ生き返るのか?」


おじいさんは当たり前だろっという顔をして言った。

「もちろんじゃ、あ、でもお主はファンタジーとやらの世界へ行ってもらう。」


俺はそう聞くと、とても嬉しく思った、なんせ俺は冒険物やファンタジーの世界へ憧れをもっていた。

内心自分が最強の主人公になり異世界へ転生してドラゴンを倒すそして世界を救う! そのような事を頭で考えていた。


しかし、水を差すように一言おじいさんは添えた。

「あ、でもお主はレベル1のスタートだから、弱いぞ。筋力も他の住人と変わらぬ。」

俺は予想と違う待遇に唖然とした。

「え、でもこういうのって、元々他と違う才能をもって行くのでは?」


おじいさんは笑いながら続けた。

「そんなわけないじゃろ、まぁかわいそうだから、お金は用意してやるからのぉ。」

いやいや、お金よりも強さが欲しいと俺は思った。


おじいさんは何かを思い出したように続けた。

「あ、わしゃ、もうすぐ用があるんじゃ、もう行かないと。んじゃ、あとは向こうでがんばりんしゃい、また連絡するからのぉ」


俺は慌てた

「え、もういくんですか!!」


おじいさんは何かを付け加える用に

「向こうについたら、ガチャじゃガチャ。」

俺はその言葉の意味がわからなかった。

「え、ガチャ?」


するといきなり俺の体が光だし、目の前が見えなくなった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ