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2話前編
朝私は異常なほど眠かった。
恐らく夜が眠れなかったのだろう。
私はテーブルにあったトーストと一枚の紙切れに気がついた。
お母さんはいない。
お父さんは朝早くから出勤する。
私の起きる時間より全然早い。
残されている一枚の紙切れを見ると文字が書いてある。
…どうやら今日はお母さんも仕事でいない。
トーストを食べながら私は昨日見た記事を改めて読んだ。
内容がいかにも起こりそうな出来事だ。
不思議なほどに怖くて、怯えている私がいた
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村沢涼一です。2話は前編と後編に分けて書きたいと思います。投稿ペースはそこまで早くないのでご了承を。
猫が好きです。