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こんなはずじゃなかったのに。  作者: 村沢涼一
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1話

昨日、俺の通っている蒼石中学校のクラスメイト、岸中雄斗が自殺した。


誰もいない真夜中の学校で屋上から飛び降りたそうだ。

教室に入ると誰もが岸中の話をしている。

俺が入ると教室が静まり返った。


「自殺した岸中の話をして」

「生きていいのはお前じゃない」

「お前のせいだろ」

一斉に俺の所に野次が飛んでくる。


違う。俺じゃない。


だけど、あまりにも都合がよく犯人の行動と俺の行動がほとんど一致してしまっていた。

おまけに俺は学校一の嫌われものだ。

冤罪をかけられるのも無理はない。

でも俺はやっていない。


その日から俺の普通の日常が一変した。

名前もわからない人間のせいで。


    ________    


私は家にかえってTwitterを確認した。

話題のネタを探してリツイートする。

それは私の習慣になっていた。

その中に自分が通っている、蒼石中学校の生徒が自殺したという悲しい記事があった。


私はその記事を恐る恐る読んだ。

すると、最後から3行目の行に


「岸中雄斗が自殺した」


と書いた記事があった。

それは自分より1つ上の自分が片想いしている先輩だった。


「どうして…?」


私は理解ができなかった。

憧れの先輩が急に死に至る。

私は怖くて布団の中に潜り込んで心の中でささやいていた。


「こんなの嘘よ、絶対嘘。信じちゃダメ。」


そう思って私は手に持っているスマホを充電コードにさし、布団に深く潜りその日は寝た。

どうも、村沢涼一です。記念すべき一作品目は、衝撃作を書かしていただきます。まだまだ素人なので、これから積み上げていこうと思います。

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