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女子だって、スラムダンクをしてみたい!  作者:
第四章 バスケって、辛い。
19/34

バスケって辛い。その2





           3



「練習中に気を抜くやつがいるか、バカタレが!」


 コートの隅っこで零奈に怒られた。鼻の頭に絆創膏を張って、璃々はしょんぼりと肩を落としていた。

 

 4対4の最中、審判としてサイドラインに立っていた璃々は、途中で試合から意識を外し、呆けていた。

 その時に勇羅の放った豪速球の暴投が、璃々の顔面に直撃したのだ。


 すでにチーム練習は切り上げられ、自主練習時間へと移行している。

 玉子や松竹梅の3人組が心配そうに璃々の容態を気遣ってくれていたが、零奈がそれをシッシと追い払っていた。


 杏樹、愛羅と勇羅は完全に璃々のことを気にしてないようだ。ゴールデンウィークが明けてからというもの、この3人の態度が璃々に冷たい気がする。双子はもともと意地悪だからいいとしても、ふた月前は自主練に付き合ってくれていた杏樹は、今やもう相手にもしてくれないことがとっても辛い。


 璃々は――もしかしたら、いらない子なのかもしれない。


 そう思うと猛烈に寂しくなって、気がつけば泣いていた。鼻をすするわけでもなく、嗚咽を漏らすわけでもない。ただ静かな雨が滴るように、目尻から涙がこぼれ落ちていた。


「泣くほどだったらしっかり練習に集中しろっての。鼻をぶつけたぐらいで済んだけど、下手すりゃ大怪我につながるぞ?」


 零奈はそういうけれど、違う。璃々はお鼻が痛くて泣いているんじゃない。

 璃々は唇を噛みしめる。顔を真赤にして、ぷるぷると体を震わせ、一度、ぐすんと鼻をすすり、グッと息を飲み込む。

 そして、自分自身に言い聞かせる。


 ――そうよ。頑張れ。頑張れ。自分は初心者。練習が足りないから、誰にも認められないんだ。もっとしっかり練習すれば、皆が認めてくれる。

 練習すれば試合にだって――


「聞いてんのか、璃々!?」

 

 零奈の視線が璃々に突き刺さる。その赤い瞳の向こうには、いつも厳しさと優しさが込められている。

 しかし、こんな声が聞こえてくるのだ。


 ――『お前』には無理だよ。出られない。


「あ……」

「璃々? ほんと、大丈夫か?」


 ――『お前』は一生試合になんて出られないよ。


 それは零奈の声とは全く違う。聞き慣れているようで、全く知らない誰かの声。

 ここ最近、時折、頭のなかで聞こえていたその声を、璃々は耳をふさいでずっと聞かないふりをしてきた。しかし今は、耳をふさぐことも億劫で、それどころか、その声に同調してしまうのだ。


 ――やっぱり、そうなのかな。

 

 不意に、璃々の思考が陰鬱な波に飲まれていく。

 鼻の痛みがズキンズキンと脈打つたびに、暗い感情が胸の中で渦巻き、激流となり、逆らうこともできず、マイナスの方向へと堕ちていく。

 

 ――ねえ、そうなの? 璃々、これだけ頑張ってるのに、ダメなの?

 ――いや、そうだ。

 ――今日まで、どれだけ練習をしてきたと思っているんだ。その上で、今ここで球拾いをやっているんじゃないか。 

 もう――『ダメ』に決まってるんだ。


「――もん」

「あん?」


 璃々はポツリといった。俯き、震えた声で。


「別に怪我したっていいもん」

「は? 怪我したら試合に出られなくなるぞ?」


 もう、限界なんだ。だから、


「どうせ璃々じゃ、出られないもん!」


 璃々は大きな声で叫びあげると、体育館から飛び出していった。

 その日、初めて璃々はコートへの礼をしなかった。



           ∞



 間近ででっかい声をぶつけられた零奈はしかめっ面で、すでに璃々の姿が消えた体育館の扉の向こうをジッと見つめていた。


 零奈は璃々が怒りだした理由をしっかりわかっている。ずっと胸の奥底で不満を溜めこんできたことだって知っていた。試合に出たいと騒ぐことも、あれだけの努力をしてるのだから当然だと思っている。だから煩わしいと思ったことは一度たりともない。

 それでも、試合に出してやるわけにはいかなかった。


 それは零奈の意地悪でもなんでもない。確固とした理由がある。

 きっと、璃々だって薄々とわかっているだろう。だから今、璃々はこういったのだ。


「璃々じゃ出られない、か……」


 零奈が『出してくれない』ではなく、自分が『出られない』。その言葉は、璃々が自分自身に何かが足りないことを理解しているということではないか。そして今日まで、璃々は1人で悩んで悩んで、その答えを探してきたのだ。


 しかし璃々には、答えが見つけられるわけがない。

 璃々は初心者なのだ。道に迷った時にどうすればいいかなんて最初から知らないのだ。


 それなのに、今日まで零奈が「知ってるよね?」と問いかけた時、璃々の口から「知らない」という言葉が出てきたことはなかった。きっと、その中には本当は知らないものがあったはずだ。それでもなお、璃々は1人で考えて、乗り切ってきたのだ。

 それは悪いことではない。むしろ褒め称えてやれるぐらい、凄いことだ。

 しかし、何でもかんでも自分の中で物事を完結させてばかりいると、間違えた時、それに気づくことができないし、解決方法だってわからなくなってしまう。誰かに聞くということもできなくなるだろう。初心者なのに、誰も彼女に指導をしてくれなくなる。結局、1人で何でもかんでも解決しなければならなくなるという悪循環が生じてしまう。


 ずっと咲が気にかけてくれていたことを、璃々は気づいていないだろう。

 逆に杏樹や玉子、佳奈、綾乃、聡子たちは、璃々が初心者であることを忘れていただろう。

 それに、そもそも璃々は誰かが注意をすると、すぐに耳を塞ぐ癖がある。「わかってるから、言わないで」と、言外にそう訴えてくるのだ。誰かに怒られることを怖がる。打たれ強そうに見えて、実に弱い子供なのだ。それを見た周囲は、弱々しい璃々の姿を見ては気勢が削がれ、「初心者だから仕方ない」と生暖かい目を向ける。それではダメなのだ。今の状況は、璃々だけの責任ではない。周囲も含めた環境全てが、『初心者』を追い詰めてしまったのだ。


 とはいえ、怠慢だとわかっていても、璃々が不満をためているとわかっていても、零奈は黙して、璃々を見守ることしかできなかった。

 全くのゼロからのスタートの選手にならば、時に叱り、時に褒め、徐々に指導することだってできよう。だが、璃々は最初から『バスケとはこういうものだ』というイメージが、極端に確固としているせいで、新たなイメージを上書きするのは難しい。いや、むしろ上書きなどしてはいけないのだ。彼女のそれは『素質』。大切に守り、育てなければいけないものなのだ。

 だからこそ、璃々に足りないものは、自分で気づいてもらわないといけない。決して履き違えること無く、上辺だけでなく、根っ子から真の理解をしないといけない。

 もう、『観客』ではなく、『選手』なのだから――

 しかし、1万を超える試合を『観客』という立場で見てきた璃々が、いきなり『選手』としての考え方へと切り替えることは困難であるに決まっている。


「はてさて、どうしたものか……」


 璃々の知識をねじ曲げず、その誇りを汚すこと無く、それを教えてやる手段が必要だ――

 果たして、そんな都合のいいものがあるのだろうか。零奈はここ数日、そればかりに頭を悩ませてきた。

 ソワソワと髪をいじり、足をガタガタ震わせる。零奈だって璃々のことを超心配しているのである。余裕ぶってるけれど、こちとらついこの間まで学生だった新米教師なんだい。こんちくしょう。


 ――どうしよう、璃々がこのまま辞めちゃったら。

 せっかく、『秘密兵器』となれる素質を持っているのに――


 そこで、

「先生、もう2名ほど、消えましたよ?」と、やってきたのは咲だった。彼女は眉根をハの字型に変えて、苦笑していた。

 だが、今の零奈に冗談に乗ってやるほどの余裕はない。


 消えたってなんだよ。UFOにでもさらわれたの? 宇宙人編にでも突入しちゃうの? やめてよ。これ以上悩ませるなよ、ガキンチョども。


 零奈はしかめっ面でコートを見渡す――今、いるのは咲と、玉子と三バカと杏樹だけだ。


 確かにいない。いつもいつも、璃々を小突き回して玩具にしている、でかいの2人が――


 ――あの2人がどこに行ったかなんて、だいたいわかる。璃々を追いかけたのだ。まったく、こんな時までご苦労なことだ。あいつらは璃々が逃げると追いかけたくなる習性でも持っているのだろうか。まるで頭の先に人参をぶら下げられた馬じゃないか。

 今ぐらい、璃々をそっとしておいてやっても――


「あ」


 ――そこで、天啓が訪れた。

「――ああ、『いた』じゃないか」

 零奈はポツリ、呟いた。


「……いませんよ?」


 小首を傾げる咲に対し、零奈は微笑む。


 ――見つけた。璃々に足りないものを教えてやることのできる手段。


 璃々が耳を塞ぐなら、その腕を押さえこみ、耳元で叫んでやればいい。

 璃々が逃げようものならば、追いかけて捕まえて延々と繰り返してやればいい。

 ――それでもなお聞かないようならば、ぶん殴れ。


 杏樹や玉子、松竹梅、ましてや咲には璃々に対してそんなことはできないだろう。零奈だって立場上できない。しかし、それができる悪逆無道な連中が、このチームにはいるのだ。

 あの2人がバスケットボール選手としてチームを想うのであれば――わかっているはずだ。自分たちが何をすべきか。


「よし、放っておこう」


 ――これはチームの一員としての『信頼』だ。決して厄介事を放り投げたわけではない。


「いいんですか?」

「いい。私はお仕事で忙しいんだ」

「ずいぶんと、あっさり……」

「ていうか、もう全体練習が終わってんだから先に帰っただけだろ? 璃々も、あいつらも。何も悪いことしてねえよ」

「まあ、そうですけど……」


 咲は不安顔をして、「うーむ」と唸ることしかできなかった。


 体育館の大きな窓から見えた外の景色はすっかり日も落ち、夜となっている。そして空は雨雲が広がり始め、ずいぶんと不穏な鈍色をしていた。



           ∞



 練習終了後、他のメンバーより一足早く学校を出た愛羅と勇羅は、さくら公園にやってきた。

 いや、やってきた、というよりか帰り道である。さくら公園を抜けた先にある大豪邸。そこが2人のお家だ。だからいつもここを通るのである。


 公園の中ほどまで歩いたら、ふと、立ち止まる。2人揃って空を見上げる。

 夜空を分厚い雲が覆い隠している。もうすぐ、雨が降ってきそうだ。


「さて、どうしようかね、勇羅?」

「どうしようかね、愛羅?」


 次に2人は視線を公園の奥へと向けた。そこにあるのは公園備え付けの公衆トイレ。三角屋根のついた建物で、トイレのわりにはちょっと小洒落たデザインをしている。


「まあ、仕方ない」

「そう、仕方ない」


 おトイレに行きたいのであれば家に帰ってからでもいい。ソッチのほうが綺麗だし落ち着くし。雨が降ってきそうともあれば、なおさら早急に帰ったほうがいいだろう。

 それでも2人はその公衆トイレに向けて歩み進んでいった。


 だって2人は知っている。


 さくら公園の公衆トイレの裏。嫌なことがあって落ち込んだ時、璃々は大概そこにいる。

 璃々はそこで小鳥や野良猫、野良犬、その他もろもろの動物と戯れて、ブツブツと独り言を呟きながらニコニコと笑っているのだ。

 正直、その光景は双子をして恐怖を感じることもある。


 でも、それは最近は見られなかったものだ。他の部員たちは知らないだろうけど、璃々は嫌なことからはすぐに逃げ出す性格をしている。そんな璃々が今日まで一度も逃げ出さなかったなんて、バスケ部にいることをどれだけ楽しんでいたことか。


 2人はソロソロと足音を忍ばせて公衆トイレに近づいていく。距離が近くなるに連れ、ニャーニャー、わんわん、コケッコと動物の鳴き声が聞こえてくる。

 やはり璃々がいるようだ。動物が集まるところ、璃々がいるのだ。その逆もまた然り。

 互いに「しーっ!」とお口を閉じた。


 抜き足差し足忍び足――と、公衆トイレに近づいていくと、だんだんと璃々と動物の会話(?)が聞こえてきた。

 息を潜めて、耳を澄ます。

 璃々は、動物たちにこんなことを語っていた。


「杏樹ちゃんのパスはねぇ、すごく速くて正確で、後ろにも目がついてるみたいにいろんなところにパスするんだよ。本当にすごいの。でも右手で押し出すようにパスを出すから、右方向にパスするときはワンテンポ遅れるんだ――」


 わんわん。


「たまちゃんはね、すごいネガティブなんだけど、シュートフォームが綺麗なの。しっかり練習を続ければ、きっとピュアシューターになれるわ。でも動きができてないからなかなかノーマークを作れない。フットワークが足りないわけじゃなくて、動くことを知らないの。パスをしたあと棒立ちしてるから、あれじゃあ、ノーマークになれないわ――」


 にゃーにゃー。


「咲先輩はね。1番うまいの。学校でじゃないのよ? 璃々が今まで見てきた高校の女の子の中で1番うまい。絶対に。1対1だけじゃなくて、パスもできるしディフェンスもできる。初めて見たよ、あんな上手い選手。ただ、咲先輩はちょっと手を抜く癖があるのかしら。試合が始まった直後は全然集中してないの――」


 コケーコッコッコ。


「佳奈ちゃん、綾乃ちゃん、聡子ちゃんは璃々と同じ初心者なんだけど、ミニバスをやってたからバスケの空気を知ってるわ。だからコツを掴むのも早くて、運動神経もあるから、もう公式バスケに慣れてきてる。きっと、すぐにスタートの5人を支えられるようになる。でも、接触を嫌う節があるから、ひ弱に見えちゃうの」


 クルッポー。


 璃々が語るは、今日まで見てきたバスケ部員たちの寸評である。その全てが的を射て、各自の得意なことから苦手な点、今後の課題までしっかりと把握しているようだった。さすが、初心者のくせに誰よりもバスケを知っている。


 そして、璃々はいうのだ。


「皆、すごくて、まだまだ足りないところがある。でも、これじゃあ、璃々が試合に出られないのも、当然だよね。璃々は……足りないところしかない。それに、何が足りないかわからないの。出られるわけないんだ――」


 その声は震えていた。

 きっと泣いているのだろう。もともと泣き虫だ。昔は愛羅と勇羅の顔を見るだけで泣いていたぐらいなのだから。

 しかし璃々が泣いていようとも、愛羅と勇羅は息を潜めて、別のことを思うのである。


 ――私たちは? ねえねえ私たち! 忘れてない!?


 大丈夫、忘れてない。やがて璃々は動物に向けて語るのだ。


「でも璃々がバスケ始めて一番驚いたのは、愛と勇かなー。あの2人は縦の高さだけじゃなく横の速さもある。それも聡子ちゃんと咲先輩の次に速いの。弱点は体力面だけど、それだってもう克服しつつある。きっと愛と勇は将来、日本をけん引する選手になるわ。もしくは刑務所に入るの」


 ゲロゲーロ。


 璃々に褒められるなんて、もしかしたら生まれて初めてかもしれない。それが嬉しくて、ちょっとくすぐったい思いの2人なのだが――素直に喜べない。

 いや、だって、刑務所に入るって、こちとらそこまで悪いコトしたことないやい!


 このまま黙ってはいられない。


 もう息を潜めるだなんてめんどくせぃ。文句をいってやろうと、トイレの裏に躍り出た。

 すると――、

 数多の野獣の瞳が2人を睨めつけ、キラリと輝いた。


「「お、おお……」」


 今までその場所の全貌が見えなかったから気づきもしなかった。


 なんということでしょう、

 そこには渋谷のスクランブル交差点もびっくりな動物の集会が!

 犬や猫、鳥を始め、カエルやヘビ、リスやモモンガ、タヌキにもぐらにトトロなどなど、どこからどうやって来たんだって疑問に思うほどの多種多様な動物がいる。


「「想像以上に多いのね!?」」


 と、叫んだ瞬間だった。

 巨人の登場に仰天した動物たちが、ギャーギャーと騒ぎ、慌てふためき、どこかへ去っていく。

 最後の1匹、アンテナに留まっていたハトさんが「クルッポー」と一声残して飛びたてば、取り残されるの璃々だけだ。

 ぽつねんと佇む璃々は、ぎこちなく首を動かして、こちら側を見てきた。


 直後、璃々も逃げ出した。


 アンテナをピョコピョコ動かしながらピャーっと逃げ出すその姿を見るのは、とても懐かしく感じられた。

 双子はニヤリとほくそ笑む。2人の遺伝子に刻まれた『習性』が、ウズウズと魂を震わせる。だから、


「勇! 捕まえるよ!」

「ラジャ!」


 愛羅と勇羅は嬉々として、璃々を追いかけ回すのである。

 璃々を捕まえることなんて、2人にとってやぶ蚊を捕らえることよりも容易いこと。今日まで幾度と無く繰り返してきた勝利が約束された鬼ごっこである。

 だから今も、いつも通り――と思ったのだけれど、


「おや?」「あら?」


 なかなか捕まえることができなかった。

 明らかに璃々の足が速くなっている。今までなら一瞬で捕らえていたはずなのに――


 さくら公園の中をあっちへこっちへ。滑り台を登って飛び降りて、揺れるブランコをジグザグに走りぬけ。地面に埋まったタイヤの上をぴょんぴょん飛んで行く。

 だが、璃々の足が速くなったところで、身体能力で上回る双子が相手では時間の問題で――、


「とりゃ!」「とったどー!」

「いやああああああああ!」


 久しぶりの璃々の叫び声。

 双子はご満悦である。そんなに叫ばれたらついつい嗜虐心がくすぐられてしまうではないか。


「うふふー。リリー? 今日は何して遊ぼうかー?」

「えへへー。リリー、久しぶりに遊ぼうかー?」

「なんでよおおおおお!?」


 その後、璃々を散々いじめて、双子はご機嫌に帰宅するのだった。


 はて、何をしに来たのだったか――?






 ――つづく。

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