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女子だって、スラムダンクをしてみたい!  作者:
第三章 バスケって楽しい!!
14/34

璃々だって、試合に出たい!

 


          1



 翌日。お昼休みになると、璃々は体育館に向かった。

 めでたく女子バスケ部に正式に顧問がついたことにより、この日からお昼休みの練習が許可されたのだ。そうともなれば、璃々は昨日覚えたシュートを練習しない訳にはいかない。


 璃々は午前の授業が終わるなり体操着と体育館履き、お弁当を入れた鞄を持って教室を飛び出した。ちなみに今朝、「お昼に一緒に練習しようね!」と、玉子と約束したことはすっかり忘れているから、玉子を教室に置き去りにしている。玉子は律儀に待ってくれているというのに、璃々は悪いやつである。

 友人を捨て置いて体育館に一番乗りしたつもりの璃々だったけど、部室の扉を開けば、そこにはすでに咲や杏樹、さらには愛羅と勇羅までいて、すごく悔しい気分だった。

 璃々は思うのである。咲と杏樹はともかく、


「愛と勇は、ちゃんと授業受けてるの?」

「「今学校に来た」」


 何を当たり前のようにいっているんだ。璃々は頭痛に襲われた。

 その後に松竹梅とともに玉子がやってきて、「どうして置いていくの!? 酷い!」とブーブー文句をいわれる璃々だったけど、完全に無視していた。玉子は扱いの悪さに落ち込んだ。


 一同揃って、まずはお弁当をかきこんで、すぐに練習着に着替える。

 そして、いざ、初の『昼練』である。とはいえ各自で決めた自主練的なものである。

 璃々がこの日に取り組んだメニューは、ゴール下のシュートを100本決めること。

 まだまだシュートフォームは覚束ないが、お昼休みがもうすぐ終わるという頃に、ノルマをしっかり終えることができた。


「うまくなった! そろそろ試合に出られる! これなら大活躍できるはず!」


 その程度で活躍できるなら誰も苦労してないだろうに。

 余談だが、練習に合わせて学校に来るというおバカ2人がいたものだから、明日から朝練もできるようになった。嬉しいけれど、釈然としない璃々だった。



          ∞



 放課後。この日も練習が厳しかったのはいうまでもなく、フットワーク練習後にさらにチームオフェンスの練習が追加されたとあらば、少女たちは死を覚悟した。


 ただ、その中で一人、璃々だけが嬉しそうに騒いでいる。


「璃々もいよいよコートに立てるのね! これもお昼休みの練習の成果だわ!」


 断言するが、昼練は全く関係ない。成果もない。璃々は全く気づいてない。ないないない。


 この『オフェンス練習』は零奈が即興で決めたスターティングメンバーの5人に、残りの4人がディフェンスをする形で進められるものだ。

 つまり『5』対『4』である。あくまでもオフェンスの形を確認するためだから、アウトナンバー(※オフェンスの人数に対し、ディフェンスの人数が少ないこと)でも大丈夫。

 その結果、璃々もディフェンス役として練習に参加できるのだ。


「うおおお! 璃々がんばるよおおお!」

「はいはい、怪我しないようにな」


 即興のスタメンは『咲、杏樹、愛羅、勇羅、玉子』の5人だった。バスケ経験者組だ。


「この練習のスタートはリバウンドからな。ディフェンス側が誰か適当にシュートうって。最初は動きを確認しながらゆっくりやろう」


 そして練習が始まった。

 零奈の合図でボールを持っていた聡子がシュートを放る。

 リングに弾かれたボールを愛羅がリバウンド。がっしりとボールを確保した愛羅は、すぐさまポイントガードの杏樹にパス――をしたのだが、

 ディエンスの璃々がそれをカットした。


「やったー! 取ったー!」


 璃々はボールを奪って大喜び。

 しかし零奈がツカツカと歩み寄ってきて、どこからか取り出した紅いメガホンで璃々の頭をスコーン! と叩いた。余韻の残るいい音だった。


「私は今、動きを確認するっていったよな? ボール取ったら確認できないよなぁ? おい?」


 零奈のそのおぞましい表情に璃々の身体がみるみるうちに小さくなっていく。

 ぐすん。


 さて、そんなこんなで、しばらくはゆっくりと細かい点の修正を行い、


「よし、それじゃあ、ここからはスピードを付けてやろう。控え組は全力でディフェンスしろ。ディフェンスも練習だからな! プレーが止まったらリバウンドから再開。アウトナンバーなんだからスタメン組はシュートを決められなかったら毎回一往復ダッシュだ!」


 うぇーい――という返事とともにゲームが始まった。


「今度はボール取っても怒られない?」

「おうおう、取りまくれ。取れるもんならな?」

「うん! 取る! みんなをいっぱい走らせてやるわ!」

 璃々は自信満々にそういって、ズンカズンカとポジションに向かった。


 そんな璃々の背中を見て、零奈は思うのだ。


 ――お前のその自信はいったいどこからくるんだ?


 それは璃々と出会った人々が、必ず一度は思う疑問であるが、彼女の自信に根拠など無い。強いて言うなれば、あのアンテナに秘密があるかもしれない。たぶん、どこかの中継基地とか秘密組織的な何かから、謎電波を受信しているのだろう。



          ∞



 いよいよ5対4――『チームオフェンス練習』がはじまった。


 そして、


 なんということでしょう。

 スタート直後。璃々は本当にスタメン組に罰ゲームを受けさせるのである。


 そのプレーは、これまた聡子のシュートから始まったのだが、シュートはリングに大きく弾かれて外へと飛んで行く。そうなれば内側ではなく、外側の選手がボールを拾う。

 ボールを拾ったのは杏樹だった。

 すぐさま速攻に移ろうとした杏樹がドリブルを突き出した瞬間、


 璃々に激突した。

 

 杏樹の突き出しに、激しくぶつかった璃々は背中からズデン! とコートに倒れていた。

 しかし偶然だろうか――璃々はただ転がっただけでなく、両手を上げ、正面から胸で杏樹の突き出しを受け止める綺麗なディフェンスの倒れ方をしていたのだ。

 これは璃々のファールではなく、杏樹のチャージング(※オフェンス側のファールの一種)となる。突っ立ってたのやら呆けていたのやら、璃々は奇しくもテイクチャージ(※オフェンス側がドリブルする瞬間を狙って、その進行を塞いでチャージングを取ること)に成功したのだ。

 零奈はぽかんと口を開けて、


「お、おお……璃々、大丈夫か?」

「だいじぶ……です……」


 激しくぶつかったから女の子には結構痛いものなのだが、璃々は大丈夫。どこかの双子のお陰様でどつかれるのには慣れているし、転がるのは特技である。杏樹だって今更ディフェンスとの接触程度で泣きべそなんてかかない。スポーツ女子は強いのである。


「はい、じゃあ、一応璃々がチャージングを取ったってことで、オフェンス側は罰ゲームな!」


 そういうわけで、スタメン組の5人はコートをダッシュする羽目になったのだ。


「よし、次だ。次!」

 

 罰ゲームが終了後、次セットにうつる。

 今度は佳奈がシュート。

 それは綺麗に決まって佳奈はガッツポーズ。

 バスケではシュートが決まると、エンドラインから外に出て、そこからのパス出しでプレーが再開される。タイマーは止まらないために、ここでの行動をいかに速く、早くできるかが、速攻の出来に関わってくる。

 すぐさまエンドラインから愛羅がパスを出して、オフェンスが始まる。

 最初にやはり杏樹にボールがわたり、今度はしっかりと前方を確認してドリブル。杏樹はフロントコート手前までボールを運んで、前方、コーナーにいた咲にパス。

 ボールを受けた咲のもとに真っ先にディフェンスに飛んできたのは璃々だ。一生懸命走ったのである。ディフェンスの構えは頼りないけれど、確かに速攻を遅らせることはできただろう。

 そのおかげか仲間たちが自陣に戻りつつある。


 しかしスタメン組はそれより速い。


 咲の動きに合わせるように走りこんできたのは玉子だ。こう見えて玉子は初心者組より技術はある。弱気な態度がそれを思わせないだけで、基本はしっかりできているのだ。

 玉子へパスが通る。そのままシュートをしようと思えばできるのだが、視界の端に綾乃がチェックにやってくるのを確認し、シュートをうたずに逆サイドに陣取っている勇羅に渡す。

 勇羅は飛んできたボールをバレーボールのトスのような形でポンと弾く。その先はインサイド、ポストにポジションをとった愛羅がいる。

 素早い連携。勇羅はパスを出すなりゴール下に走りこんだ。


 愛羅が勇羅に合わせてリターンパスをするか、そのままドリブルをしてゴールに突っ込めば点が取れるだろう。しかし――チラリと背後を見てみれば、勇羅を追いかけて、璃々がピタリと張り付いている。身体的にも能力的にも、璃々がいようと愛羅も勇羅も問題なくシュートまで持っていけるけれど、そんなもの練習にならない。

 ゴール下にディフェンスがいるとなれば、ここは外へのパスだ。『中、外、中』もしくは『外、中、外』のパス回しはディフェンスを翻弄するオフェンスパターンの基本である。だから愛羅は受け取ったボールを、外へ戻そうとした。


 愛羅のパスを受け取ろうと動いたのは咲だ。

 さすが咲はよくわかっている。愛羅の意図を察して、ノーマークのポジションをとっていた――はずだった。

 直後、

「愛羅!」「あ、ダメ!」と、咲と勇羅の慌てた声が上がる。愛羅がそれを聞いて身体をこわばらせる頃にはすでにボールが手から離れていた。


 そして、聞こえてくるのはこんな声、


「取ったー!」


 愛羅から放られたボールの斜線上に璃々がいた。


「り、リリー……――?」


 呆然とする愛羅をよそに、璃々は嬉々としてピョンピョンと飛び跳ねるのだった。




          ∞




 そんな様子をコートの脇から見ていた零奈は思う。

 ――なるほど。ちょっとおバカだからって見くびったわ


「――璃々!」

「な、なんでしゅか……?」


 零奈に呼び出された璃々は、また怒られると思っているらしく、腰が引けていた。


「お前、バスケ観賞が趣味っていってたけど、今までどれくらいバスケの試合を見てきたの?」

「え、と……確か、だいたい――」

 そして、璃々が両手の指を折って何かの計算をしてから告げた桁外れの数字に、

 零奈は言葉を失った。




          ∞




 スタメン組がヘロヘロになりながら罰ゲームで走っている最中のことだ。

 おかしい――愛羅は思う。

 先ほどのプレー。愛羅がボールを持った時、璃々は勇羅を追いかけてゴール下にいたはず。

 それなのにどうして、外へのパスをカットできた?


 璃々の動きが謎すぎる。まず咲のところから逆サイドの勇羅のところへ移動、そして更に外の咲のところへ戻って、ボールをカット。

 まるで瞬間移動じゃないか。

 初心者が考えなしにボールを追いかけて走った結果、偶然その箇所に現れたのだろうか。

 しかし、愛羅は首をふる

 ――そんなわけがないのだ。


 愛羅はディフェンスの位置を把握し、咲がノーマークになったことを確認した上でパスを判断したのだ。それを偶然だのなんだので止められるわけがない。

 つまり璃々は愛羅にゴール下へのパスはできないと判断させたあと、急に方向転換して、咲へのパスカットに向かったのだ。そうやってボールと選手の動きを理解し、狙った上でなければ、あの場所には現れることはできないのである。

 思えば、怒られてはいたけれど最初のパスカットも、テイクチャージも――


「リリーめ……『1万の知識』は伊達じゃないのね」


 璃々は小さな頃から、ずっとずっとバスケに浸り、コートの外からたくさんのプレーを見てきた。

 愛羅の記憶にあるかぎり、璃々は4歳の頃から1日3試合以上のバスケを見ていたから、単純計算で、今ではその頭のなかに『約1万2千』もの試合が記憶がされているのだ。その中で行われてきたプレーのひとつひとつは、もはや数えるのも億劫になるほどの膨大な量だろう。


 璃々は私生活を削ってまでバスケ観戦に集中し、そのプレーひとつひとつを目に焼き付けてきた。

 だから、きっと璃々は試合中にどの選手がどう動いて点を取ろうとするのかを、観客視点ではあれども、よくよく知っているのだろう。特に愛羅が先程狙った『定石』など当然知っているはずだ。

 そうして、いざ自身がコートに立ち、『見てきたもの』と同じように選手の動きを把握することができるとすれば、ディフェンスの構えは覚束なくとも、とりあえずボールが来るところを読むことはできる。

 それは初心者といえども、舐めてなどかかれない素質ではないか?


「うーむ……」


 愛羅が唸っていると、咲が近くにやってきた。

 咲は愛羅の肩をポンポンと叩いて、


「ミスじゃないことはわかってる。でもあれはあなたの油断。頑張ってる子を相手に油断することほど失礼なことはないわ」


 その言い草。咲も璃々の細やかな才能に気づいているようである。

 そう、あれはミスじゃない。

 でも油断でもないんだ。咲がそういってくれるのは、愛羅の実力を認めてくれているからかもしれないが、愛羅はあの時、油断なんてしていなかった。


 あれは――璃々の『実力』に、愛羅が劣ったのだ。


 素直に認めてやろう。上から目線で自分の敗北を。だって、総合的に見たらどう考えても自分のほうが上手いし。勘がちょっと良いぐらいじゃ、まだまだ甘い。やろうと思えば私だって同じことができる。知ってるか? 私だって外からシュートうてんだぞ。

 サイキョーは何でもできるからサイキョーなのだ――なんて。

 愛羅の表情は自分でも気づかない内に、しかめっ面になっていたようだ。

 咲がいった。


「どうしたの、難しい顔して?」

「油断だなんだって、2対2の時に終わり間際まで手を抜いてたワカメ先輩が、よくいえたもんだなって」

「くっ……先輩を敬え!」


 咲がフンとそっぽを向いて去っていく。

 愛羅は肩をすくめると、咲の背中を見送ってニヘラっと笑った。

 その内心は――のたうちまわりたいくらい悔しさで溢れていた。


 ――たとえ負けを認めても、負けることを良しとするバスケットボール選手がいるわけがない。




          2




 それから幾度かのプレーを繰り返した。

 その間、スタメン組は何度かダッシュをすることになったのだが、あれ以降、璃々は目立った動きをすることがなかった。

 初心者ゆえの『ぼろ』が出てきた。璃々は飛んできたボールをキャッチしたり、ボールを追いかけるだけならできるのだが、いざ対面のディフェンスをしないといけなくなった時、璃々にはディフェンス面での技術はないため、オフェンスを追いかけようとしても足を絡ませて元気に転ぶだけだった。

 転がることに関してはある意味、目立っていたといっていいかもしれない。


「さすがにもう無理だな。ここらへんで今日はやめとこう」


 零奈がそういうと、スタメン組はホッと胸を撫で下ろしていた。罰ゲームのやりすぎ、というよりか、そもそもこれまでに厳しいフットワーク練習をやっているために、いい加減に体力が底をつき、一部メンバーは走るどころか、立つことすらままならない様子だ。

 玉子がぶっ倒れていた。ピクリとも動かない。息をしていない気がする。

 零奈はやれやれと、首をふる。


「今日の練習はここまで! この後は自主練をしてもいいけれど、休むという判断ができることも選手として必要なことだ。玉子、わかった?」

「あい……」

「それじゃあ、解散!」


 ありあとうございやしたー――と、気の抜ける声とともに、全体練習は切り上げられた。



         ∞



 今日は自主練しないで帰ろうかー、なんて少女たちが瀕死の状態で話し合っていたところで、


「あ、璃々はまだ帰っちゃダメ。こっち来て」

「何ですかー?」


 まだまだ体力が有り余っていた璃々は、もともと帰るつもりはなかった。ピョコピョコとアンテナを揺らして零奈のもとに。


「璃々、まだ元気だよね?」

「うん! 今からいっぱいシュートする!」


 ニコニコテカテカ。璃々は満面の笑みで胸に持ったボールをギュッと抱きしめた。しかし、


「没収」


 ボールが零奈に奪われた。


「な、なんで!? 返してー!」


 ピョンピョン飛び跳ねてボールを奪い返そうとした璃々なのだが、よく考えたら飛ばなくても良かった。ボールは他にもカゴにいっぱい入ってるし、零奈がボールを高く持ち上げても、それでやっと璃々の目の高さだし。

 でも、零奈に睨みつけられると、結局、諦めた。

 零奈はいった。


「今日から璃々にはプラスメニューをやってもらう。朝と昼と練習後。そのメニューが終わらない限り、他の練習はしちゃダメ!」


 そして、璃々に命じられたのは、『ディフェンスフットワーク』だった。全体練習でもやるそれの、さらに基礎である。スライドステップ、クロスステップ、その他もろもろ、およそディフェンスに必要と思われる足運びを学ぶフットワーク練習だ。

 しかも膨大な量。


「お、おお……これが噂に聞く……初心者イビリ……」

「ふふふ……覚悟しろよぉ?」


 怖い。初心者イビリ怖い。ぐすん。

 それでもしっかりいわれた通りのメニューを終わらせて、シュート練習をするというド根性。

 璃々は、イビリには負けない。

 というか、ディフェンスだって大好きなバスケのプレーの一つ。これがまた、欠片も不満はないのだった。


 そんな璃々の姿を見て、零奈はいうのだ。


「いやあ、璃々に指示するのは楽でいいわ。『知ってるよね?』っていうだけでいいし」

 コーチとしてそれでいいのか――



          ∞



 そうして日新学園『新生』女子バスケットボール部の練習の日々は過ぎていく。

 この数週間の練習は各々ができる最大限の努力をし、一様に真剣に取り組んできた。それはチームとしてとても充実したものだったといえるだろう。

 しかし、璃々個人にとってはそうとはいえなかった。今まで体育館を駆け回って、みんなで練習することが楽しくて仕方がなかったけれど、最近、それだけでは満足ができなくなってきた。そろそろ、覚えた技術を披露してもいい時期ではないか。

 だから次のステップに進みたい。それは具体的にどういうことかといえば、


「璃々だって、試合に出たい!」


 さんざんいってるそれである。





 ――つづく。

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