少年との出会い 恋愛系ではないぞ!多分…
よろしくお願いします。
それだけって思う人いるよね!?それだけです。
「だいじょぶ?」
「おーい、死んでる?返事してー!」
「起きた?」
…どこだここは。
「ここってムンハン的な世界なのかな?」
動揺しつつも質問した。俺はムンハンが大好きだ。ムンスの首を大剣で斬るとか最高だよね!思わず口元がにやけてしまう。
「きもっ…殺しますよ?ここはムンハン的な世界でもありませんしっ!」
なぜ怒る!?
「あと一つだけ質問いいかな?」「駄目」
そんな!
「嘘だよいいよ。質問こいや!」
また殺すとか言われるとも嫌だしな。どうしような。殺すなんてもう言われたくないしな。どうしよう………
「遅え、殺すぞ!」
はい、もう言われた!(泣)
「じゃ、じゃあ質問するよ。き、君は女の子かな?」
少し怯えつつ質問する。これで違ったら、間違いなく殺される。もう言われるとかいうレベル超えちゃう。あれ?あの子の姿がない。
包丁とりにいったとか?怖っ!え?もう戻ってきたしぃぃぃ!怖ぃぃぃ!
「男で・す・け・ど?」
怒ってるやばいやばい。なんとかしなくては死んでしまう。
「や、やっぱりそうだよねぇぇぇ!男らしいもんねぇぇぇ!」
これでどうだ?
「男らしくなんてない!まじで殺すぞ。」
と言って彼はポケットから10円玉を取り出した。
オワッタ。オレノジンセイオワッタ。って10円玉!?
「10円玉なんか持ってどうしたのですか?」
敬語になってしまった。だって怖いもん。
「こうするんだけど?」
彼は俺の頭蓋骨を10円玉で削ろうとしているのかゴリゴリしている。ってか痛い!
「痛い痛い痛い!一旦落ち着こ?ね?」
これはやばい、10回は死ねる。
「仕方ないな」
良かったぁぁぉぁぁぁそろゆや!そろゆや!
あ、そういえば
「君の名前ってなんていうの?」
なんで聞くの忘れてたんだろ。
「さっきあと一つだけって言わなかったっけ?まあ答えますよ。僕の名前はハルだよ。」
ハルか。いや、春か?貼るか?張るか?
「あなたの名前は?」
悩んでいる俺に声がかかる。
「えっ!お、え、い、い、え?あ、あぁ、俺の名前は…俺の名前は…」
思い出せない。
「やっぱり思い出せませんか。あなたの名前はカズマだよ。」
なんで知ってるんだ?まあいい、深追いすると殺されるかもしれんからな。
「とりあえずさ、こんなところで話してるのもなんだし、リビング行きましょう」
え?こんなとこって?あ、トイレか。トイレ!?トイレで話してたの?えぇぇぇぇ!
「そ、そそそそそ、そうだな」
そう言い、リビングへと足を進める。
ありがとうございました。何話で終わるかはまだ決めてませんがよろしくお願いします。