不登校にはならないよ
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。
注意事項2
何でも許せる方向け。
実話ベースなのよ。
なんだかな。
本当に何時も、ドライだよな。
特に学校来てない子。
私は小学三年生で、見える世界は余りにも狭い。『教室』という箱庭だけが、私達の世界なのだ。
果たして其れを、教師は気付いているのだろうか。
――また不登校?
――次は来るって言ったじゃん。
――ぶっちゃけあの子にはガッカリ。
そんな女子達の陰口を適当に聞き流しながら、私は何時も黙って本を読んでいた。
誰も話し掛けない。班行動の時は頻繁に声を掛けてくれる、遠足の時に一緒にお弁当を食べた、所謂『陽キャ』に入る、『あの子』も今は別のグループと話している。
世界なんてそんなもんである。必要に駆られれば関わるし、必要無ければ交わらない。当たり障りなく、其処まで大きな溝を作ることなく生きるのが、私達が出来る精一杯なのだ。
だから私は不登校にはならない。なったらどうなるか、火を見るより明らかなのだから。
「はーい。席つけ〜」
先生の緩い声と共に、授業が始まった。
「あのさ、最近学校来てない、○○さんのこと、どう思う」
其れはある意味私にとっての地雷なのかも知れない。警戒心のメーターが容赦なく振り切るものであったのかも知れない。それ故に声がとても固くなる。
「別に何も。
なんですか? 不登校が学校に来れる用に、私に根回ししろと? 支援学級からうちのクラスに戻って来た子の世話でも頼むように?
先生、教師は貴方の召使いじゃないんですよ? そう無意識に思ってる教師、多いですけど」
嫌、なのだと思う。『良い子だから煽てれば言うこと聞く』『大人しいから面倒ごと押し付けよう』とかそういうのが。そういう雑に私を扱おうとするのが。
別に不登校とか、支援学級とか、そういうのはどうでも良い。私の世界に関わらないのならば、何してようが関係ない。だからどうでも良い。
すると先生は呆れた用に溜息を漏らした。
「私がそういうこと言うと思う? 言っとくけど、君から『保身に走ってる』と指摘されて以降、小学生として扱ってないからね」
「じゃあなんと?」
「実験対象であり、取引相手であり、それでもやはり私の庇護下にある生き物」
「結局利用する気じゃないですか」
「話はまだ終わってない。君にとって、不登校はどう見えているのか」
先生はただ淡々とそう言った。なんとも哀愁漂う、何かを考える様な目であった。
何って、別にどうもしない。来れなくなった理由は本人だけが知るものだ。私が適当に想像して荒らすのは、其れは大層失礼な事じゃないだろうか。
「別にどうも。前にも申し上げましたけど、私に実害が無い人は心底どうでも良い。邪魔するなら嫌い。消えて。それだけです」
「今日も仕上がってるね。
……君は強いのか、それとも弱さを内包しているだけなのか」
「先生。貴方は私を買い被ってるとは前に申し上げた通り。全て貴方の事を理解する事は出来ないんですよ」
「あのね、私の経験上、君みたいな子はぶっちゃけ何時不登校になってもおかしくない。
従順で真面目。問題を滅多に起こさない。けれども誰ともつるむこと無く一人でいる。
望んでそうしているのかと思えば、『厄介な事もそれなりにある』と前に言っていた。
そういう子は、教師や同級生の板挟みになって、抱えやすいと思うんだよ。
教師からは『友達作れ』、同級生からは『別にいてもいなくても関係ない』、教師の期待と生徒の無関心さ、其れに板挟みになって、精神病んでもおかしくない。其れが」
「なりませんよ。私は不登校に。なったら其こそ実害だから」
これ以上、面倒を起こしたくないの。女子達の軋轢を増やしたくないの。だから嫌でも来ますよ。
パワハラ受けたことは笑って話せるんだけど。
過去の事になったから、まだマシ。
いや、辛いし、動悸も走るけど、まだ言葉に詰まらないから。
でもさ、初めての親友?が不登校で、突然蒸発して、連絡取れないってのは、やっぱり、うーん、なんて言うか、言葉に詰まるよね。
なに、それだけだよ。本当にそれだけ。
それ以来、私はずっと一人だった。
高校入るまで、ずっと一人だった。
なに、本当にそれだけ。
ちょっと思い出したんだよ。
不登校に対して、周りの子がどう思うかって言われたら、基本的に無関心。
仲の良い子はやっぱり心配するし、そうでもない子は別に何とも思ってない。
なんなら『来てない』事さえどうでも良い。
そんな感じ。
ただ、なんて言うのかな。
迷惑かかるってなった瞬間、特別扱いされていると思われた途端、敵になる。
例えば部活所属してて、不登校で練習来ないとか。
それでも大会とかコンクール出させるとか。
『病気だから』体育祭、学園祭も出さない。
『病気だから』過保護にしているの。可哀想な子なの。
とかそういう対応取られると、周りの生徒が敵になる。
これがなんつーかな、子供でも大人でも怖いなと思った話。
だから不登校にはなれなかった。
なる方が怖かった。
あの狭い箱庭の全てが敵になるのが怖かった。
ただそれだけね。
で、本題ね。
先生ってさぁ、生徒に厄介事、押し付けるよね。
お世話係みたいなの任せて、自分は知らん顔ってか。
先生的には『そうして協調性を学ばせるんです』とか言っていたけど、『其れ、自分が楽したいだけでしょ?』とか思ってた。
だからなんて言うか、そうしたのは尖ってたかな。
真面目だから雑に扱っても良い。
みたいな態度が気に入らないんだよ。
アンタのその態度が嫌いなんだよ。
って。
内心はずっとそればっかだったかな。
不登校になっちゃう理由の一つじゃない?
先生と生徒の板挟みってのさ。
だから私、先生って存在をあんまり信用してないのね。
でもなんつーかな、小説の中ではちょっと夢見てる気がする。
ラノベで『こんな女子高生いないだるぉ!?』みたいなノリと似てるんだけどさ。
だって先生ぐらいじゃない?
親は変えられないけれど、教師の存在って頻繁に変わるから、掛けてみたいんだよ。
物凄く。




