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08_敵国の指揮を任された

 一方その頃〈日の国〉の城内では……

〈日〉王様「な、なにが起きているんだ!」

〈日〉兵士A「〈火の国〉が攻めてきました。そしてなぜか東の城門が開いた模様です」

〈日〉王様「中から開いたということか?」

〈日〉兵士A「それを見ていた兵士曰く城門を開けたのは、動物好きで有名な『パウダー』という男だと」

〈日〉王様「数年前からスパイとして潜り込まれていたのか」

もちろん『パウダー』という男は『チンピ』の変装で、狐の『オタネ』を利用して裏路地で殺害していたのだ。


 〈日〉兵士A「南の堀に続く裏道を通って逃げましょう」

〈日〉王様「だがこの国はただでさえ小さい。ここで兵を失うのは大きすぎるぞ」

〈日〉兵士A「王を守るのが兵士の役目。ここは民だけ連れて逃げるのです」

〈日〉兵士B「私に兵の指揮を任せてくれませんか?」

〈日〉王様「なにか策があるのか?」

〈日〉兵士B「西の城門を開け、一部の兵士を逃がしてそれを囮に東の城門から入ってきた〈日〉兵士たちを上から弓で一方的に討つのです」

〈日〉王様「囮には西にいる〈火〉兵士を正面から突破してもらうってことか?」

〈日〉兵士B「なにもしないよりは兵たちを失わずに済むかと」

〈日〉王様「お前の策に乗る! 俺を守る兵以外でこの策を全ての兵に伝えろ!」

一同「はっ!」


 その兵士は一瞬笑った。

実はそれも変装した『チンピ』だったのだ。

裏道の存在を知った『チンピ』は南にいる〈火〉兵士たちを東や西に移動させるため、その作戦を王に提案したのだった。

そう、これで日向たちの裏道から脱出できる確率がかなり上がったのである。

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