19_大規模カウンター
ビャクキョウは敵が攻めてくると予想してあらかじめ国を移動させる準備をしていた。
日向「今から国を出て敵国を落としにいく?」
ビャクキョウ「流石に東の一部だけだけどな」
日向「だけど戦力足りないだろ?」
ビャクキョウ「今回敵は〈火木土〉同盟軍で攻めてきている。ってことはいつもに比べたら〈土の国〉の守りは緩くなってるはずだ」
シソ「大規模すぎるカウンター作戦ね」
日向「ってかそもそもなんで〈土の国〉なんだよ」
ビャクキョウ「〈水の国〉ってのも俺ら〈日の国〉と同じで敵国〈土の国〉と〈木の国〉に隣接しているのに、味方国は〈金の国〉だけなんだ」
シソ「でも確か〈水の国〉は東西に長いから退路塞がれる心配ないんじゃない?」
ビャクキョウ「それは〈金の国〉が裏切らなければの話だろ?」
日向「いやいや同盟国なんだから裏切らねえだろ」
ビャクキョウ「〈金の国〉だけは位置的に俺らについてるだけで正直仲良くないらしいんだ」
日向「なんでだよ!」
ビャクキョウ「昔は〈金の国〉一強時代だったらしく、プライドが高いんだろうな」
日向「まあ〈水の国〉からしても、俺ら〈日の国〉が〈土の国〉を取ってくれればありがたいってことだな」
シソ「あ、もしかして今回って〈水の国〉との共闘?」
ビャクキョウ「そうだ」
シソ「そういえば今攻めてきている15万の軍の対処はどうするの?」
ビャクキョウ「それはすべて〈月の国〉に押し付ける。恐らくだが機動力的な問題で直進するしかないだろうからな」
日向「じゃあ〈月の国〉やばいんじゃね?」
ビャクキョウ「お前たち〈月の国〉に恨み持ってんだろ? じゃあ〈月の国〉の戦力今のうちに削っておけばいいじゃねえか」
日向「仲間を殺して国を殺して……。お前人殺すの好きだな」
ビャクキョウ(やっぱり俺がお前を狙ってたこと知らねえんだな)
ビャクキョウ「ま、やっていこうぜ」




