13_絶望からの絶望
やっとの思いで脱出した日向たちの目の前に大きな敵将が現れた。
〈火〉敵将「ここを通りたいか? だったら俺のことを倒してみろ」
日向「シソいっちゃえええええ」
シソ「なんで私なのよ!」
バンショウ「もしかして、あいつ……」
〈火〉敵将「俺のことを知ってるやつもいるじゃねえか。俺は力では〈火の国〉ナンバーワンと言われている男『パウダー』だ」
(なんかこういう系の敵って一瞬で死ぬくね?)
日向「よし、バンショウいけ!」
バンショウ「なんで私なんですか!」
〈日〉兵士「近づいてはいけませんよ。あの男まじで強いです」
日向「じゃあここからどうするんだよ。戦う以外方法なんてねえだろ」
シソ「そうね、早く倒さないと後ろがもたないわ」
日向「よし、一回戦ってみるか」
その時敵将が急にその場で暴れだした。
日向「なんだなんだ? 何が起こっている」
シソ「あれ見て!」
日向「お、『オタネ』?」
よく見るとそこには狐の『オタネ』がいた。
弓兵が急に撃つのをやめたのもすべて『オタネ』が弓をぶっ壊したおかげだったのだ。
『オタネ』は敵将に向かって突進し続けている。
日向「おい!そんなの無謀過ぎるぞやめておけ!」
シソ「よく見てよ。あの敵将、体が大きすぎて『オタネ』に攻撃当てられてないわよ」
日向「ほんとだな? 大丈夫なんだな?」
日向は敵将を『オタネ』に任せて走った。
必死に走った。
だが相手には騎馬もいた。
あと10秒もすれば追いつかれる。
日向「敵だけ馬に乗れるとかずる過ぎるだろ!」




