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鋼絆《メタルバンド》  作者: 高本 龍知
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カメラとニートと召喚獣

前回のあらすじ

なんやかんやありました。


「ここまでひどいあらすじは初めて見ました。」

チーム2


「聞いてたよりひどい有り様だな。」


ニルガーナを歩いていたヴィザルとバルドは街の様相を見ると険しい表情になった。


「あまり国から出たことなかったけどこの街もヴォルジャーノ帝国と同じように貧困が多いね。」

「多くの国は貧富の差が激しいけどそのほとんどは悪政によるものだ。ここも例外じゃないってことだな。」


二人が歩いているといきなり背中合わせになり剣を構えた。


「やっぱり分かるか。」

「はい。サリアさん達より隠れるの下手ですから。」

「あいつと比べるのか・・・」


二人が構えているとヨルズ達の時のように周りに魔人が大勢現れた。


「腕は落ちてないだろうな、ヴィザル。」

「もちろんです!」


二人は構えたまま、魔人に向かって走り出した。



チーム3


「助けてー!」


フォルスとフィルディオは走っていた。走って走って走りまくっていた。その理由は後ろから魔人が追いかけているからだった。


「フィルディオだっけ!?なんかない!?」

「カメラならあります!それとフィルってお呼びください!」

「今それどうでもいい!ってか、戦えないの!?」

「無理です!それよりそろそろただのニートじゃないと証明する時ですよ!」

「俺も無理!」


二人は全力疾走で魔人から逃げていた。フォルスは魔力が高く魔導師としての才能はあるが今までだらけて過ごしていたため攻撃魔法はほとんど習得しておらず、全く戦力にならなかった。

フィルディオもカメラを撮るばかりで戦力になるつもりはないようでフォルスと一緒に逃げていた。


「フォルスさん、パペットパーティーでなんとかなりませんか。」

「あ、それがあった。」


フィルディオの提案を聞いたフォルスは思い出したかのようにすぐさまパペットパーティーでパペットフォルスを大量に召喚した。


「行け!パペット達!!」


フォルスの命令でパペットフォルス達が一斉に魔人に飛びかかった。パペットフォルス達が顔に張り付いたので魔人達は足を止めてしまい後ろから追突され、倒れて行った。


「!」

「成功!」

「今のうち!」


魔人達はパペットフォルスを振り払いながら進むがあまりの数の多さに苦戦していた。その隙に二人はすたこらさっさと逃げて行った。


しばらくして魔人の追っ手から逃げ切った二人は廃墟の中に隠れた。フォルスが外を見ているとフィルディオが地下に続く扉に気づいた。


「・・・どう?撒けたかな?」

「多分、大丈夫だと思いますよ。」

「はぁ、助かったー。」

「でもここもそういいところじゃないみたいですよ。」

「?」


いつの間にか地下に移動していたフィルディオがそう言って扉の向こうで何かを撮っていた。

フォルスが不思議に思いフィルディオが撮っている先を見ると何かが入った瓶が大量に隠すように並べられていた。

次回予告

ヴィザルとバルドがネハン達のアジトに突入!


「頑張って~。」

「だからお前も来い!」

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