特別編 アイアンガイアのクリスマス
前回の・・・
「今回は特別編ってことであらすじも次回予告も無し!」
「急に思いついたんですね。」
「メリークリスマス!」
「「メリークリスマス!」」
12月25日、クリスマス
メタルバンドではヴィザル達アイアンガイアのメンバーと作者の高本龍知がクリスマスパーティーを開いていた。
「いやぁ~、今年も来ましたよクリスマス!」
「って言っても僕達は今年からの連載小説なんでそういうのわからないですけどね。」
「とにかく今年も一緒に祝ってくれる人がいないからいっそのことここで楽しみたいです。」
「作者ってぼっちの童貞だったんだ。」
「ぼっちはまだしも童貞は言ってねぇだろ!確かにそうだけど!」
みんなで豪勢な食事を楽しんでいると床からフィルディオが現れた。
「メリークリスマス!」
「お前はどこから入ってきてんだよ!」
「楽しそうなのでやって来ました!」
フィルディオも加わってパーティーをしているとヴィザルが作者に質問してきた。
「そういえばこの世界にクリスマスって概念があるんですか?」
「元々はなかったよ。けど日本からの転生者達が広めたおかげで今は普通に定着しているって設定になってるから安心しろ。」
「メタい・・・」
「まぁ、キリストの誕生日というよりカップルが堂々といちゃつく日になってしまってるけど・・・」
作者が悔しそうにチキンを食べているとサリア達が立ち上がった。それに続いてヴァンガスやカリスティ達も立ち上がった。
「・・・なんかそういうの腹が立ってきたから殲滅させるか。」
「賛成。」
「ちょっと待って!」
サリア達は立ち上がるとリア充を消す準備を始めた。ヴィザルが慌てて止めようとすると作者も立ち上がった。
「・・・俺も参戦するぞ。」
「あんたもかぁ!」
作者もサリア達に加わってリア充殲滅作戦を実行しようとした瞬間、ドアから入ってきたジルフレイムが一瞬で制圧した。
「何考えてるのバカ共?」
「妬みからくるテロ行為です。」
「はぁ、つくづく救いがないわね。それでこのデカイ蟷螂は何なの?」
「この小説の作者の高本龍知です。」
「なんでいるの!?」
「ぼっちでクリスマスパーティーが嫌だからだ!」
何故か胸を張って言う作者にジルフレイムは可哀想な者を見る目を向けていた。すると、作者はどこからかケーキを出してきた。
「と、とにかくジルちゃんも一緒にクリスマスパーティーを楽しもう!」
「え、私は仕事の途中だけど・・・」
「決定ー!」
「人の話を聞きなさい~!」
ジルフレイムを無理矢理パーティーに参加させた作者はそのまま倒れているサリア達も連れてクリスマスパーティーを楽しむのだった。
「では改めまして、メリークリスマ~ス!」
「メリークリスマスー!」
さぁ、今度こそ魔神の街編だぜ!
「本当に無計画な作者だ・・・」




