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鋼絆《メタルバンド》  作者: 高本 龍知
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特別編 みんなで高知市を歩こう

前回のあらすじ

ジルフレイムの非日常


「あんた達がいなかったら日常だったのに。」

「すまない。」

「・・・何があったのよ。」

「・・・」


今、ヴィザル達アイアンガイアは高知駅にいた。


「なんでこうなったー!」


話は30分前に戻る。


「高知に行くぞ!」

「は?」


いきなり現れた蟷螂がなんか言っていた。


「まず、誰?」

「俺はここの作者の高本龍知だ。」

「Σ(Д゜;/)/~!」

「久しぶりだな。その表現。」


そう。このデカい蟷螂こそが鋼絆メタルバンドの作者、高本龍知である。


「なんで作者が出てくるんだ?」

「そもそも高知ってどこ?」

「今から連れて行く。」


そう言うと高本龍知は不思議な踊りを踊るとヴィザル達の下が光出した。そして気がつくと高知駅にいた。


「ねぇ、ここどこ?」

「ここは高知県高知市にある高知駅だ。」

「って言うかなんで急にこんなところに?」

「実はな、この小説がなんと今回で50部分目になった。そこで、特別回として俺の地元の高知市を君達と一緒に歩いて高知市の魅力をPRしてもらいたい。これが俺からの依頼だ。」

「まさか、作者から依頼がくるとは。」

「ちなみに、魅力を撮ってもらうためにフィルディオ君にも来ていただきました。」


高本龍知が指ではなく鎌を差した方向にはプラ○ールを激写しまくっているフィルディオがいた。


「それではレッツゴー!」


ノリノリの蟷螂と一緒にヴィザル達は高知市を歩くことになった。

まず、ヴィザル一行は高知城に着いた。


「高知市と言ったら高知城だろ。」

「知らないよ。」

「高知城は関ヶ原の戦いで活躍した山内一豊が慶長8年、ここでは1603年に創建した名城で同時のまま約400年以上残っている凄い城なんだよ。」

「ふ~ん。」


ヴィザル達が高本龍知の説明を聞いていた。しかし、ヴィザル、ケン、ヘルマ、カリスティ、マキナ以外がいなかった。ヴィザル達が探しているとサリア達がアイスクリンを頼んでいた。


「私、バニラ。」

「私はチョコにする。」

「バニラとソーダの2段重ねね!」

「何やってんだお前らぁ!」


ケン達はアイスクリンを食べているサリア達を引っ張りながら高知城の天守に向かった。天守に着くと高本龍知がヴィザル達に高知市の景色を見せた。


「どうだ?」

「おぉーっ!」


天守から見る高知市は街と緑が混ざり合い圧巻だった。初めて見る景色にヴィザル達は見とれ、フィルディオは写真を撮りまくっていた。


「よし、次行こう。」

「もう!?早くない?」

「時間が無いからな。急いで次に行くぞ。」

「って言うかこの国のお城ってオリュンティア城と比べるとかなり複雑よね?」

「そりゃ、戦争する時の守りの要だからな。敵に攻められにくいように設計されている・・・痛っ!」


高本龍知が後ろを向いてエウリアに城の説明をしていると梁に頭をぶつけた。声にならない悲鳴をあげながらのたうち回る高本龍知をヴィザル達はジト目で見ていた。


「確かにこれなら敵も入りにくいようですね。」

「身をもって教えてくれたな。」


次に高本龍知が連れて行ったのは龍馬の生まれたまち記念館だった。


「やっぱり高知県と言えば坂本龍馬だろ!」

「だから知らないよ!」

「坂本龍馬って誰だ?」

「簡単に言うと高知県で一番有名な侍かな?倒幕の立役者の一人で江戸時代を終わらせた要因にもなった人だ。詳しいことはまた今度教えるよ。ちなみに、俺の高本龍知は坂本龍馬と高知を合体させて付けた名前だからな。」

「なるほど、だから態々作者名を蟷螂から高本龍知に変えたのか。」

「Exactly、そのとおりでございます。」

「その返しはまずくないか?」


高本龍知はヴィザル達を連れて中に入った。ヴィザル達が中に入って一番驚いたのは時のトンネルだった。


「凄い!魔法無しでこんなことができるんだ。」

「きゃっ!下から何か出た!」

「おっ!ウツボだな。高知県ではウツボを食べる所もあるぞ。」

「えぇ~。」


その後、バーチャル写真館も堪能したヴィザル達は龍馬の生まれたまち記念館を出た後、坂本龍馬記念館で太平洋の水平線を一望したり坂本龍馬像と一緒に記念写真を撮ったり桂浜水族館で海亀と触れ合った。


「本当はもっと詳しく書きたかったけど俺の労力の関係でダイジェストにさせてもらいます。」

「はしょったな。」

「そこは頑張れよ、作者。」

「そして、最後に来たのはイオンモール高知だ!」


イオンモール高知の前に来た高本龍知はヴィザル達に一万円ずつ渡した。


「これから2時間、ここで好きなだけ遊んでいいぞ。」

「やったー!」


一万円をもらったサリア達は大喜びしてイオンモール高知の中に走って行った。


「いいんですか?」

「大丈夫!依頼のお礼だから。」


ヴィザルも一万円をもらうと高本龍知と一緒にイオンモール高知に入って行った。


エウリア

「ひごペット○レンドリー?何この子達、凄い可愛い!」


ケン

「とりあえず、壊れた冷蔵庫を買わないと。」


クロア

「凄い本の数だなぁ。」


フィルディオ

「凄い広いですねぇ。これは撮りがいがあります!」


ヘルマ

「トイザ○ス?」


エレキナ

「TOHOシネマズ・・・なんか見たい。」


カリスティ

「あら、いい服ね。」


ヴァンガス

「これ、うめえな。」


マキナ

「・・・ゲーム、楽しい。」


サリア

「ケンが冷蔵庫の前で膝着いてる。」


ヴィザルと高本龍知

「サリアさんとケンさんが冷蔵庫の前で膝着いてる。」

「さすがに冷蔵庫は二万円では買えないぞ。」

「ここの冷蔵庫高過ぎだろ。」

「まさか、うちの冷蔵庫より5倍も高いとは。」

「待って。君達の冷蔵庫安過ぎない?大丈夫、その冷蔵庫?」


2時間後

「どうだった?」

「楽しかったわ!」

「いっぱい本も買えたしな!」

「劇場版プリ○ュアを見てきました。」

「とりあえず、俺とサリアとヴィザルでなんとか冷蔵庫が買えた。」

「・・・カプ○ン、制覇。」


戻ってみるとクロアは大量の漫画や小説、マキナはぬいぐるみやフィギアを抱えていた。また、ヘルマはおもちゃやプラモデル、カリスティは服が入っている紙袋を両手に持っていた。そして、ケンは冷蔵庫を背負っていた。


「高知市観光は楽しかった?」

「あぁ、意外と楽しめたぞ。」

「たまには悪くないな。」

「いっぱい写真も撮れましたよ!」

「それじゃあ、帰るか。」

「はーい!」


高本龍知は再び不思議な踊りを踊るとヴィザル達の下が光出した。そして、気がつくとメタルバンドに戻っていた。


「あれ?作者は?」

「いつの間にいなくなった?」


サリア達が高本龍知を探していると机に手紙があるのに気づいた。サリアはその手紙を開いた。


「え~何々、今回は特別企画に参加してありがとうございます。私自身いろいろなことに挑戦することができました。これからも頑張ります。」

「へぇ。あいつも大変ね。」

「まぁ、何かあったら自業自得だけどな。」

「・・・マスター、まだ何か書いてあります。」

「え?」


マキナに言われてサリアが下の方を見ると小さい字で何か書いてあった。


「追伸、今回の企画が気にいったら他の市で再びやります。ってまだ続くのこれ!?」


サリアが最後の内容に驚いていた。ヴィザル達もびっくりしたが誰一人嫌と言う者はいなかった。


「でも楽しめたからいいじゃねぇか。」

「あぁ、前よりいい冷蔵庫も手に入ったしな。」

「そうだな!」


サリアはその手紙と一緒に写真立てを机に置いた。そこには坂本龍馬像と一緒に撮った記念写真かあった。

次回予告

エウリア・フェニシアの過去が明かされる新章

フェニシア革命編スタート


「また長編か。休みたい。」

「ダメです。」

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