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鋼絆《メタルバンド》  作者: 高本 龍知
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いろんな懺悔があるのは教会あるある

前回のあらすじ

女体化+媚薬のコンボ


「絶対売れる!」

 ここは聖ヴァルキュリア百合女学園の西にある教会

 ここでは日々悩みや懺悔がこの懺悔室にくる。

 私、ウルシア•ノルンフォードは今日も懺悔室でみんなの悩みや懺悔を聞いています。


「シスター様シスター様。私はどれだけ頑張っても成績が伸びません。どうしたらいいでしょうか?」

「あなたが頑張っているのは知っています。成績が伸びないのであれば別の方法で頑張ってみましょう。頑張る人の可能性は無限にあります。例えば1人ではなくお友達と一緒に勉強するとかてざね。とりあえずユリハちゃんに勉強を教えてもらうのがいいでしょう。」

「は、はい!ありがとうございます!」


 少女はお礼を言って去って行った。ウルシアはウンウンと頷いていると次の人が来た。


「ウルシアさん…」

「ここではシスター様と呼んでくださいヴィザル君。」

「あ、はい。」


 ヴィザルが返事する。


「シスター様、今時ハーレム学園物は流行らないと思います。」


 何の話!?


「え、えっと…それはどういうことでしょうか?」

「昔はなんか特別な力とか血筋とかで普通は女子しか入れない学園に唯一の男子として入学するラノベがいっぱいありましたが廃れている気がします。」


 分からない…ヴィザル君が何言っているか分からない。どうすればいいの?でもなんとかしないと…


「と、とりあえず流行りに乗るだけではなく新しいことにチャレンジしてみるのもいいと思います。」

「そうですね!とりあえずサリアさんの小説は全部ボツにしてきます!」


 何の話か分からないけどなんとかなった…のかな?


「シスター様!カフェセイクリッドってどこでしたっけけ!?」

「セイントロードの十字路を南に進んで行くと右手に見えます。」

「ありがとうございます!」

 

 今の声はレミルね。相変わらずよく迷う子ね。あら、次の子が来たわね。


「シスター様…人生という道に迷ってしまいました。」


 どう反応すればいいの!?レミルとは別の道で迷っているんだけど!


「•••一度人生振り返ってみましょう。寄り道、脇道、回り道……しかしそれらも全て道です。今は迷ってもいいでしょう。迷った先に出来た道があなたの道です。その時は迷わず進んでみましょう。」

「あ、ありがとうございますビューティ様!」

「シスターです。」


 ウルシアはホッと一息つく。なんか今日は疲れるなぁ。そう思っていると今度はオリヴィエが来た。


「シスター様。」

「はい。」

「ハーレム婚はありなのでしょうか?」


 あなたも迷ってるわね。


「例えハーレム婚だとしても愛情が消えることはありません。愛情は無限にあります。その人が真に愛する人であればあなたの思いは伝わるでしょう。」

「はい!ありがとうございますウルシア先輩!」

「シスターです。」


 オリヴィエはお礼を言って去っていく。何故かギュイーンギュイーンという機械音がしたが気の所為でしょう。

 ウルシアが冷や汗掻きながら頷いているとリリエスタが来た。


「シスター様。」

「はい。」

「どうすればヴィザル様と結婚出来るのでしょうか?」

「ハーレム婚という手があります。」

「ありがとうございますわ!それですわ!」


 疲れた…次の子が来たわね。


「シスター様…出番が欲しいです。」

「頑張ってください。」


 今日はいつもより変わった子が多いわね。また来たわね。


「シスター様シスター様!」

「はい。」

「どうやったらシスター様みたいに巨乳になれるのでしょうか!?」


 この声はアテリナ様ね。…って私特別なことしてないのだけれど…この巨乳は遺伝といいますか…


「健康に生きストレスのない生活をしましょう。」

「はい!」


 当たり障りのない答えになってしまった。これでいいのかしら…次は…アイリス会長ね。


「シスター様。」

「はい。」

「ウルシアが楽しみにしていたミルクプリンを食べてしまいました。どう…」

「後でお仕置きです会長。」

「はぅ!」


 疲れたわ。次で最後にして変わってもらいましょう。


「シスター様!セイントロードってどこですか!?」

「•••」


 この後、ウルシアがレミルをセイクリッドに案内した。

次回予告

グリムが突然…


「ありがとう…ヴィザル君。」

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