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鋼絆《メタルバンド》  作者: 高本 龍知
308/406

ポイ捨てはよくない

前回のあらすじ

見た目は成人男性、中身は少年!その名は作者!


「ダサい。」

「ダサい。」

「ダサい。」

「_| ̄|○ il||li」

「いいわよ。さぁ、私も加わるわ!この見た目は少女、中身は超天才!美少女魔導士エウリア・フェニシアが相手よ!」

「あんたもそのパクリやめなさい。」


 アルティネがツッコミする。


「アバズレビッチ魔導士?」

「態と間違えたでしょ!」


 ニヤニヤして見ているリディアにいらつく。エウリアは杖を振り回して風の刃を無数に飛ばす。リディアは刃を避けながら近付き槍を振り回して攻撃する。エウリアは氷の盾を作り防御する。


「私達を…」

「忘れてませんか!?」


 リディアの後ろからアルティネが花びら、オリヴィエが水の槍で攻撃する。リディアは周りに落ちてある空き缶などを集めて盾を作り防御した。


「ちょっと、どんだけあるのよ!?」

「そうね。…なんでみんなポイ捨てするのよ!」

「あ、怒ってる。」

「まぁ、当然よね。」


 怒っているリディアを見て近くにあるタバコや空き箱などのゴミを拾う。


「掃除なら手伝うから。」

「ありがとう〜。」


 リディアが涙を流してお礼を言う。なんか戦う雰囲気じゃなくなったオリヴィエ達は一通り公園をゴミ拾いをした。

 ある程度片付き公園が綺麗になった。それを見てオリヴィエ達は達成感を味わう。


「綺麗になった。」

「なんかやりきったって感じね。」

「ねぇ…なんか忘れてない…」

「••••」


 エウリアの一言でリディアを見る。そして、再び戦闘態勢に入った。


「あんたから封筒取らないといけなかったわ!」

「これでちゃんと勝負出来るわね!」


 リディアは槍を分解し巨大なキャノンを作った。砲口をアルティネに向けてロックオンする。アルティネは避けなきゃヤバいと直感し避ける。そこにキャノンから放たれた槍が直進した。槍は後ろにあった看板に命中し粉々になる。


「•••ちょっと…何あれ…」

「レールガンよ。磁力の反発を利用し槍を撃ち出す兵器よ。」

「殺意満々だけんどぉ!殺しはしないのじゃなかったぁ!?」

「大丈夫よ。当たっても痛いだけで済むから。」

「絶対済まないよあれ。」

「体砕けるわね。」


 リディアはレールガンに槍を装填する。その時、光の矢がレールガンに刺さった。どこから来たのか探しているとエウリアの前にカリスティがやってきた。なんか臭うためエウリアは鼻を抓む。


「カリ、臭いんだけど。」

「エレキナに縛られてゴミ箱にダンクシュート決められたのよ。」

「あ〜。」


 カリスティの言葉に納得する一同。リディアは矢を抜いてカリスティをロックオンすると今度は大きな鳥のモンスターが現れた。オリヴィエ達が見上げると背中にサリー達が乗っていた。


「サリアちゃん!?」

「お待たせしました!」


 サリーの他にヴァレリアやレミル達もいた。


「よく分かったね。」

「あのエルフのお姉さんが教えてくれました。」

「なんでカリが知ってるのよ?」

「オリヴィエちゃんに発信機付けてたのよ。」


 アルティネが殴る。オリヴィエが体中探していると発信機を見つけた。多分ショッピングエリアで会った時に仕掛けていたんだろう。オリヴィエが発信機を握り潰す。


「とにかく戦力も揃ったわ。」

「出来れば生徒を巻き込みたくなかったけど…」

「ヴィザル君がターゲットになった時点でもう巻き込まれています。」

「それもそうね。」


 アルティネは叱ろうと思っていたが止めた。モンスターが着陸しサリー達が集まる。


「これでなんとかなる?」

「なんとかするしかないんじゃない?」


 リディアはレールガンを分解し小さくした槍を複数浮かした。


「今度は何?」

「対多数の心得も持ってるのよ。私達殲滅兵器ゼウス・エクス・マキナは古代から戦争のための兵器として生かされてるの。その程度どうってことない。」

「あら、本気で来るみたいね。」

「気、引き締めて行くわよ。」


 リディアが槍を飛ばす。エウリア達は槍を避けそれぞれ武器を構えてリディアに突撃した。


「•••ねぇ、オリヴィエちゃんなんで鉈持ってるの?」

次回予告

リディア戦決着!


「そろそろネタがなくなりそうなので作ってください。」

「それあんたの仕事でしょうが!」

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