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鋼絆《メタルバンド》  作者: 高本 龍知
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先輩が後輩の上位互換になっているのは学園あるある

前回のあらすじ

激化してる…?


「前回の次回予告に疑問持たないでください。」

 ヴィザル達対玉藻達の激闘が始まった。先制攻撃をしたのはヴィザルだ。玉藻に接近し剣を振る。玉藻は抜刀し剣を受け止める。玉藻は押し返すと炎で作った狐を出して攻撃する。ヴィザルが狐を斬って倒すと玉藻がヴィザルの背中を取った。ヴィザルはすぐに避けるが玉藻の居合いはヴィザルの頬を掠めた。


《97%》


 ヴィザルの前にシールド魔法の耐久値が表示される。


「速い!…けど!」


 ヴィザルは玉藻にくらいつく。玉藻の動きを見切りついていく。


(凄い…これだけの剣戟、一体どれだけの死線を潜り抜けてきたの。)


 ヴィザルの猛攻に驚く玉藻。それでも先輩として負けるわけにはいかないとさらに攻撃を激しくする。ヴィザルは体勢を立て直すため玉藻から離れる。すると、フェルトリーネとヘンリーと背中合わせになった。


「フェルさん!」

「ヴィザルン、やっぱり先輩は強いよ。」


 フェルトリーネの前にはディエスがいる。ヴィザルがチラリと別の方向を見るとアルミナ達がライラと交戦している。


「ねぇヴィザルン。ちょっと耳貸して。」

「あ、はい。」


 フェルトリーネごヴィザルに耳打ちする。どんな作戦でくるのか楽しみにそている玉藻とディエスは2人を邪魔せずみ見ている。すると、耳打ちが終わったフェルトリーネがディエスにヴィザルが玉藻に風魔法を放つ。


「どう来るのかな?」

「では参ろう。」


 2人は風魔法を避け接近する。すると、ヴィザルとフェルトリーネが回転してヴィザルがディエスにフェルトリーネが玉藻に攻撃した。


「おっと。」


 ディエスがハンマーで防ぐ。ヴィザルはジャンプして上から必殺技を放った。


「《ガイアグングニル•メテオ》!」


 ヴィザルの必殺技はハンマーを破壊しディエスに命中した。ディエスの前には《83%》と表示された。


「す、鋭い一撃だね。」


 ディエスはよろけるがすぐに地面から針を無数に出して応戦する。ヴィザルは下がってフェルトリーネをチラリと見る。フェルトリーネはヴィザルと違って素早さで玉藻に挑んでいた。玉藻よりも軽快に動くフェルトリーネ。意外と強いフェルトリーネに関心している。すると、そこにレミル達が合流した。


「ヴィザル達が先輩と戦ってる!」


 援軍が来たとロゼリアが安心しているとレミル達の後ろから男装している先輩が現れた。


「なんで連れてきたのですか!?」

「あっちこっち逃げてたらこうなった!」


 ドロシーが風魔法で先輩を攻撃するが先輩は風魔法を斬ってしまう。


「なんか凄い強そうな人来ましたよ。」 

「アスラ!ヴィザルお願い!私じゃ相性悪い!」


 ディエスがヴィザルから離れアスラとハイタッチして代わる。アスラはヴィザルの前に立ちレイピアを構える。


「やぁ、僕はアスラ•ミゼラブル。冒険科3年Eクラスだ。よろしくな。」

「ヴィザル•オルディダンテです。よろしくお願いします。」

「ん〜…男って…」

「それ以上言わせません!」

「なんでぇ!?」


 アスラが何か言う前に攻撃するヴィザル。アスラも理由は分からないがすぐにヴィザルの剣に対応した。すると、ヴィザルのところにアルミナが来てバリアでアスラのレイピアを防いだ。


「アルミナちゃん!」

「え、えっと…大丈夫ですか?」

「はい。ありがとうございます。」


 ヴィザルがお礼を言うとアルミナはホッとした。向こうではロゼリア達がディエスと交戦そている。さすがに先輩と一対一は厳しいと判断したのかフェルトのところにも後輩が応援に来ていた。


「よし。行きましょう。」

「はい!」


 ヴィザルはアルミナと一緒にアスラに立ち向かった。

次回予告

みんなと合流し大乱闘!


「嫌な予感が…」

「ヴィザル君、来ちゃった。」

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