クラス対抗戦があれば学年対抗戦があるのも学園あるある
前回のあらすじ
恋は盲目。ヴィザルが盲目になりかけた。
「サリアさんのせいですよ。」
「ホントごめん!」
「それじゃあ…どうしたヴィザル?」
学園から少し離れた森の前で説明しようとしていたフリスタンがぜぇぜぇ言いながらサリアを睨むヴィザルを見て心配していた。
「いえ…サリアさんを蜂の巣にしたいなぁと思っているだけですので。」
「ホントにすまん。」
「何があった?」
フリスタンは気持ちを切り替え説明する。
「今回は学年対抗戦をする!ルールはクラス対抗戦の時と同じだ。相手を全滅させるかリーダーを倒したら勝ちだ!リーダーは高等部2年のそれぞれのクラスの委員長が務める!相手は高等部3年!それと今回は高等部1年と合同で行う。」
「なんか凄い大規模ですね。」
「年に1回の学年対抗戦だから。」
フェルトリーネが呆然としているヴィザルに説明した。そこに高等部1年の冒険科の生徒達がやってきた。
「よろしくお願いします!高等部冒険科1年Eクラス委員長サティナ•ファレルラです!」
「同じく高等部冒険科1年Fクラスの委員長を務めます。ソードロード•A•オルレシアです。精霊族です。」
サティナとオルレシアが自己紹介する。その後ろではヴィザルを興味津津に見ている女子生徒達がいる。
「よし。それではみんなにシールド魔法を付与する!」
「何それ?」
ヴィザルが気にしていると体に光が纏った。それと同時に目の前に100%の表示が出た。
「よし、ちゃんと出来た。…それでほ今回はそのシールド魔法を使う!それは自身を守る盾だ。目の前に表示されているパーセントはそのシールドの強度だ!それが0になったら脱落とする!」
「その前にちゃんと出来たって言ってませんでした?」
「聞かなかったことにしましょう。」
「それでは10分後に始める!各自準備するように!」
こうして、高等部1年2年対3年の学年対抗戦が始まった。ヴィザル達は早速作戦会議を始める。エリルが前に出て魔法で作ったボードにいろいろ書き込む。
「今回は速攻で行きたい。前回と違い今回はオリヴィエさんとヴィザル君がいる。その数を活かす!」
「あれ?嫌な予感…」
「私も…」
「作戦名『全軍突撃』行くぞー!」
「「「おぉーー!!」」」
「「待て待て待て待て待て待て待て待て待て待てー!」」
エリル達をヴィザルとオリヴィエが急いで止める。
「何だ?」
「何だ?じゃねぇ!この前もやった!また同じバカやらかすつもりですか!?」
「考えましょう!もう少し考えましょう!」
「そうですわ。あなた、去年その作戦した結果どうなりました?」
「覚えていない!」
エリルに呆れたリリエスタが答える。
「ヴァレリアちゃん以外1分も経たず全滅よ。あの時はアイリス先輩のおかげで勝ちましたけど…」
「あれ?今回、そのアイリス会長が敵ですよね。」
レミルの一言でその場が凍る。そう、高等部冒険科3年ということはもちろん彼女もいるのだ。
「さぁ、ヴィザル君、オリヴィエちゃん。どうくるか楽しみだね。」
3年の代表を務めるアイリスが待ち構えていた。ボンテージ姿で。
次回予告
新キャラが次々と登場!
「不安しかないメンバーですね。」




