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鋼絆《メタルバンド》  作者: 高本 龍知
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マスターズ開催

前回のあらすじ

ヘルマの一面が垣間見えた。やっぱりエロい。


「最後、要りませんよね!?」

マスターズ当日

場所はオリュンティア公国首都カブジナにある特別競技場、アースミスト。国立競技場より広く収容人数は約8万人。そこに多くの観客達が入りアースミストは賑わっていた。

「緊張するなぁ。」

「大丈夫だって!」

「でも前回はあんなほのぼの回だったんですよ。」

「またメタいよ、ヴィザル君。」

ヴィザル達アイアンガイアのメンバーは一番最後に入場することになっていた。そして、他のクランが入場すると歓声は最高潮に達した。

『さぁ、始まりました!第50回マスターズ!司会進行は

私、ホルン・ギャラクティカとオリュンティア公国現国王、ケラウロス・オリュンティアの娘で王位継続順位第3位の!』

『アテリナ・オリュンティアです!皆さん、頑張ってください!』

司会をする女性の隣には10歳ぐらいの少女、アテリナがみんなに笑顔で手を振っていた。

『さぁ、まずアースミストに入場したのはやっぱりこのクラン!規模も強さもオリュンティア1!オリュンティア公国で一番人気のクラン、レジェンドドラゴン!マスターのインドライガ・ペンドラグーンは20歳の頃に立ち上げて以降、驚異の進歩であっという間にマスターズでトップを取って15年、一度の敗北も許さない!その目にはまたトップが見えているのか!』

ホルンの実況と共に入場したレジェンドドラゴンの一番前を歩いている男、インドライガはよく見るとエレキナと同じ龍人だった。

『次に入場したのはこのクラン!80年以上続く老舗のクラン、オールドマギア!マスターはバースロット・ヨルムガンド、100歳!しかし、魔法は衰えるどころかキレが増している。今回も素晴らしい魔法を見せたくれるのか!?』

次に入場したオールドマギアの一番前にいるバースロットを見たレザニアは懐かしそうな目をしていた。

「相変わらず元気だねぇ。」

『さぁ、次のクランも侮れない!構成人数は30人ながらも心に宿す正義は無限大!正義のクラン、シルバーホーク!マスターはトールバスター・スティンガー。彼はインドライガ・ペンドラグーンの永遠のライバル!今回も二人の熱いバトルが期待できます!』

歓声と共にシルバーホークが入場した。マスターのトールバスターは純白の制服を纏い、その姿は雄々しく堂々としていた。

『お次はかわいいこのクラン!メンバーは全員女の子!キュートで愛らしいと言って近づいたらもう戻れない!美少女だらけのクラン、エンジェルフォース!マスターのアルティネ・セレミスは某超有名女子学園冒険科を首席で卒業。可憐な見た目の裏腹に数多の男を沈めてきた!今回、彼女の餌食になる男は何人だ!?』

次にエンジェルフォースが入場すると歓声、特に男達からの告白やプロポーズが多かった。一番前を歩いているアルティネは顔を真っ赤にしていた。

「何、変なこと言ってんのよ。」

『次のクランはまさにワイルド!獣人のみで結成されたこのクラン、ワイルドビースト!マスターのギルガ・フェンリオンはどんなモンスターでもどんな危険なクエストも怖れることなく立ち向かう。まさにワイルド!今回もワイルドな戦いが見れるのでしょうか!?』

入場したワイルドビーストの先頭を歩く男、ギルガ・フェンリオンはどこかヴァンガスに似ていた。

『さぁ、今回も見せてくれるか!?次に入場するのはこのクラン!前回、見事な立ち回りでレジェンドドラゴンといい勝負を繰り広げたがあと一歩で敗退。その屈辱を晴らせるか、ギガントタイタン!マスターはギガストロ・ロックオーガ。彼はギルガ・フェンリオンに負けず劣らずワイルドな男、今回も期待しています!』

アースミストにギガントタイタンが入場した。先頭にいるギガストロは筋骨粒々な大男だった。

『さてお次は初出場のこのクラン!オリュンティア公国と同盟を結んでいるタカマガノクニからの刺客。今回の台風の目となるか、天桜の狐!マスターは勇薙(イサナギ)進一、18歳。謎の多い新星クランを束ねる彼はどんな戦いを見せてくれるのでしょうか!?』

天桜の狐が入場した。よく見るとみんな学生みたいに若く中には中学生ぐらいの少女もいた。唯一、大人に見える女性と一緒に歩いている少年が勇薙進一だった。

『そして最後にこのクラン。10年前まではオリュンティア公国でも有数の強豪クラン!マスターが変わってから一度も出られなかったマスターズ!悲願の優勝なるか、アイアンガイア!マスターはサリア・へラクロス。亡き父、ぜウラル・へラクロスのため、メンバーのみんなのため、今ここに立つ!』

(見ていて、父上。)

サリアはみんなと一緒にアースミストに入場した。

入場したら観客席でフィルディオが写真を撮りまくっていた。




8つのクランが入場するシーンを別室から魔聖七天王(セブン)がモニターを通して見ていた。

「いよいよですね。」

「そうじゃのぉ。」

(ここで消えてもらうぞ。)

次回予告

またパクるかもしれない。


「嘘!?」

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