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鋼絆《メタルバンド》  作者: 高本 龍知
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生徒会が実権握っているのも学園あるある

前回のあらすじ

R18数秒前


「エロでもグロでもR18になるところでしたよ。」

 アイリス達生徒会の自己紹介が終わるとアイリスはスマホを取り出してどこかにメールした。

 しばらくすると生徒会室に数人の少女達が入ってきた。服装はアイリス達と同じだが彼女達より幼く小学生から中学生ぐらいの年齢と思われる。


「ホントだ!男がいる!」

「初めて見ました。」

「え〜とこの子達は?」

「初等部と中等部の生徒会だ。自己紹介しろ。」


 アイリスが指示すると一番前にいる少女が笑顔で手を挙げて自己紹介を始めた。彼女が自己紹介をすると他の少女達も自己紹介を始めた。


「はーい!私!私は初等部生徒会長シャロン!冒険科で6年生!」

「僕はエルディアレ•ゲルセオン!種族は竜人!初等部生徒会副会長!シャオンと同じ冒険科で5年生だよ!」

「スクリア•ノルンフォード、初等部魔術科5年です。生徒会では会計を担当しています。ウルシア•ノルンフォードとヴェルディア•ノルンフォードの妹です。」

「ミカゲ•グレーロード、4年、書記。」

「私はルイス•フランセイバー。高等部騎士科1年。シャオン様に支えている者です。」


 元気なツインテールのシャオン、褐色肌の竜人エルディアレ、小学生とは思えないほどの巨乳のウルシア、茶髪と灰色の瞳のミカゲ、シャロンの付き人だという鬼人のルイスが自己紹介する。

 今度は中等部の生徒会メンバーがヴィザルに近寄り自己紹介を始めた。


「私が聖ヴァルキュリア百合女学園冒険科1年、中等部生徒会会長天草メダカだ!」

「それいろいろと大丈夫ですか?」

「私はヴェルディア•ノルンフォード。生徒会では書記を務めています。魔術科2年、ノルンフォード家次女です。」

「私はティアー•トラウテ•サテン•ヴァル•エクスレイズ!長いから普通にティアーでいいよ!こう見えて冒険科1年で会計しているんだよ!ちなみに種族は淫魔族だよ!」

「何その種族!?」

「私が副会長のアリア•フレイムヘイズよ。騎士科3年。別にあんたがいなくても何の問題もないから。」

「これがツンデレ?」

「違うから!」


 途中、ヴィザルのツッコミが入ったものの黒髪美少女のメダカ、巨乳のヴェルディア、淫魔族だというティアー、赤髪で紅い瞳の猫獣人のアリアが自己紹介した。


「これで我が校の生徒会は全員集合した。ということで今日は授業休んでみんなでヴィザル君達を歓迎しよう!」

「いいのそれ?」

「問題無い!私が休みと言えば休みになるから。」

「何そのジャイアニズム!?」

「会長には基本誰も逆らいませんからやりたい放題なのよね。」

「大丈夫なの!?会長権力持ち過ぎてない!?」


 アイリスの提案と権力にヴィザルが若干引く。アイリスはすぐに生徒会室を出て学園長室に向かって行った。アイリスがいなくなるとシャロン達がヴィザルに急接近してきた。


「ねぇねぇ!男って女の子とどう違うの?」

「勃起ってなぁに!?」

「本当にオッパイないんだ!」

「会長命令だ!全部脱げ!」

「そこまでだ。」


 ヴィザルに質問攻めとセクハラをしているとヘルフィリーが彼女達の頭上に氷で拳を作り拳骨した。頭を抱えて離れるシャロン達の間にグリムが割り込む。


「それで特殊体質(スペリナルについて聞きたいのよね?」

「はい!知ってますか?」

「ええ。というより私達高等部生徒会はみんな特殊体質(スペリナル持ちだから。」

「え?」


 ヴィザルとオリヴィエは驚いてグリム達を見る。特殊体質(スペリナルは約1000万人に1人の確率で産まれると聞いている。その特殊体質(スペリナルが少なくともこの場に4人、そしてアイリス会長を合わせて5人いることになる。


特殊体質(スペリナルって結構いるんですね。」

「女性は特に感情的になることが多いから発現しやすいのよ。」

「そのことについて教えて•••」


 ヴィザルがお願いしようとした瞬間、島のどこかで爆発音がした。

次回予告

聖ヴァルキュリア百合女学園に突如テロリストが現れる。その危機にヴィザル達は、学園の生徒達はどう立ち向かう!?


「とりあえず箒と雑巾用意しといて。」

「軽っ!」

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